2025.04.09

『ムリ・ムダ・ムラ』が減れば事故も減る?!『程よい緊張感』が『0災害の追求』を深める訳。

大和鋼管の中村です。今回も当社の現場若手社員“池田さん”と私で、我々の“0災害の追求”での取組を通して、製造現場の安全意識の向上に少しでも貢献する情報共有・提供の充実に取り組んでみたいと思います。

今回もChatGPTの力も借りて、今迄の記事を踏まえた上で、何故『ムリ・ムダ・ムラ』を減らす事が、“0災害の追求”に繋がるのかついて掘り下げてみました。皆さんの安全への取組の参考にしていただければ幸いです。
 

社長イラストヘルメットこれまでの安全ブログを通じて、私たちは安全管理のポイントとして『ムリ・ムダ・ムラのない現場』を目指すことが大切だと伝えてきました。【参考:Lean (リーン) = ムリ・ムダ・ムラがない】という記事でも触れていますが、改めて現場のみんなと『0災害』を実現するためのアイディアを出し合いたいと思っています。

 

池田さんイメージイラストヘルメット

池田: 中村さん、『ムリ・ムダ・ムラ』って日常的によく聞きますけど、安全管理にもすごく関係があるんですよね。僕たち現場でも最近それを強く感じています。実は先日、現場で作業が重なってしまい、一時的に人手が足りなくなりました。ムリ”して急いだ結果、道具を乱雑に置かれたり、仲間が少し焦っていて不安全”になったりしないか心配に思う瞬間があったんです。

社長イラストヘルメット中村:なるほど。それこそがまさにムリ”が0災害の追求”を妨げている具体例だね。そして事故やヒヤリハットは、作業者が集中し過ぎている時ほど作業が無計画になってしまい、起きやすい。私が以前のブログ【参考:失敗や苦難への向き合い方について】で話したように、しっかり状況を受入れ”て落ち着き、発奮する”ことで集中力を取り戻すことが肝心だね。ムリ”な作業をすると、結局は不安全”につながり、作業効率も低下してしまうよね。

池田さんイメージイラストヘルメット池田: 確かにそうですね。現場では急いでいるから”とか時間がないから”という理由で、ついムリ”をしてしまいがちです。でも、最近僕自身も【参考:“Never Lie to Yourself = 決して自分に嘘をつかない”】を意識して、『これって本当に必要なムリ”なのかな?』と立ち止まることが増えました。

社長イラストヘルメット中村:オォ、それは素晴らしい取組だね。私たちは『ムリ・ムダ・ムラ』を防ぐために、現場レベルでどういった改善を進めていけるだろうか?例えば、作業の前のツール・ボックス・ミーティング(TBM)”で、作業現場の整理整頓について、お互いチェックし合うことなんかが考えられるよね。

池田さんイメージイラストヘルメット

池田: はい、まさにそうだと思います。作業前に全員で資材や工具の位置を確認して、作業の動線をシッカリ確保するだけでも、混乱の種となるムリ・ムダ・ムラ”をかなり減らせると思います。その際にも、一人ひとり自ら考えて動く【参考:“Oppose Then Commit (オポーズ ゼン コミット) = 意見してから本気で取組む”】という姿勢がとても大事だと再認識しました。

社長イラストヘルメット

中村: それは重要な気付きだね。現場から自発的に改善アイディアが出て、実践されるのは安全活動として理想的だ。私としても『現場が主役』という安全文化を大切にしたいから、そうした小さなアイディアや気づきをシッカリと共有して具体化していきたいと思ってるんだ。

池田さんイメージイラストヘルメット

池田: ありがとうございます。それに加えて僕が最近感じるのは、『コミュニケーション不足』から生まれるムラ”も多いということです。例えば、僕たち若手が先輩や仲間にもっと早めに仕事の流れを確認できれば、慌てて作業をする必要がなくなります。これは【参考:Networked (ネットワークド) = 仲間及びパートナーと協力・連携していく】の考えにも合致しますね。

社長イラストヘルメット

中村: いい指摘だね。現場のムラ”をなくすには、チームのコミュニケーションがカギになる。だからこそ、私たちは毎日の朝礼やミーティングでもOppose Then Commit (オポーズ ゼン コミット) = 意見してから本気で取組む”という習慣を徹底していこう。そして、社員一人ひとりが安心して発言し、互いの声を尊重し合うことで、作業現場から”ムリ”や”ムダ”が自然と消えていくはずだよ。

池田さんイメージイラストヘルメット

池田: 僕たち若手も積極的に意見を出し、先輩方と力を合わせて『ムリ・ムダ・ムラ』のない現場作りに取り組んでいきます!



社長イラストヘルメット

中村: その前向きで主体的な姿勢が『0災害の追求』を深めて行くんだ。社員一人ひとりが『ムリ・ムダ・ムラ』への感性を高めて、自ら考え、仲間と共有し、改善を進めていこう。それが私たちの目指す『0災害』への確かな一歩になるんだ。 

 

 

大和鋼管では『ムリ・ムダ・ムラ』をなくし、効率的かつ安全な職場作りに取組んでいます。現場からの小さな改善アイディアやコミュニケーションを重視し、社員一人ひとりが安全を考える当事者として、『ムリ・ムダ・ムラ』を減らしていくことができれば、『0災害の追求』が深まり、自ずと事故も減ると確信しています。

全てのヒヤリハットや事故の背景には、作業に関わる一人ひとりの集中力の欠如”や過剰な集中”があります。この、一人では解決しづらい課題を仲間との『ムリ・ムダ・ムラ』を減らすコミュニケーションを通じて、程よい緊張感”に繋げることが肝心です。

この“安全ブログ”の内容や我々の“0災害の追求”の取り組みについて、ご質問/ご提案/リクエストがございましたら、下記のリンクよりご連絡いただければと思います。本件に関するご質問/ご提案/リクエストはこちら

最後までお読み頂き感謝申し上げます。これからも“0災害の追求”に関わる、“為になり、役に立つ”情報を皆さんに共有して参りたいと思いますので、引続き宜しくお願い致します。ありがとうございました。ご安全に。

大和鋼管工業株式会社
代表取締役社長
中村 慎市郎


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