本音で危険を感じた瞬間③: 「作業スピードについていけない時」

大​​和鋼管の中村です。この“安全ブログ”は、日々の製造現場で行われている若手社員の“池田さん”と私中村との会話を通じて、安全に関して得られた気付きや疑問を皆さんと一緒に深掘りし、“0災害の追求”を充実させることを目的としています。

前々回から、現場で実際にみつけた“本音で危険を感じた瞬間”を深掘りしていますが、第三回目のテーマは、「作業スピードについていけない時」です。

引続きOpenAI社のChatGPTを活用して、ブログの構成やドラフトを作成していますので、安全関連の情報発信の効率性・効果性の向上について何かお気付きの点や気になることがあれば、以下のリンクよりご遠慮なくお問い合わせいただければ幸いです。

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夕方、シフト後の片づけの際に・・・

池田さんイメージイラストヘルメット

池田: 中村さん、ちょっといいですか。また正直に「危ないな」と思った瞬間があったので、相談したくて。

 

社長イラストヘルメット

中村: そうなんだ。今回はどんな場面だったの?


 

池田さんイメージイラストヘルメット

池田: はい。「作業スピードについていけない時」です。最近、持場が変わったんですが、周りの先輩の段取替えの際の作業スピードが本当に速くて……。


社長イラストヘルメット

中村: うん、そういう場面はあるね。



 

池田さんイメージイラストヘルメット

池田: 自分だけ遅れているように感じて、正直焦りました。「早くしないといけない」とか、「迷ってる場合じゃない」って思ってしまって。


社長イラストヘルメット

中村: それで、その後にはどうしたの?




池田さんイメージイラストヘルメット

池田: 思わず”確認”を一つ飛ばしそうになりました。後で気付いたのですが、実際に一度手順を抜かしてしまっていて……。その時に改めて「あ、これ危ないな」と感じました。


焦りが生む“確認の省略”

社長イラストヘルメット

中村: そうだったんだ。でもこの経験は、とても貴重だ。現場では、「遅れていると感じる →焦る →確認を省く→手順が変わる →不良や事故につながる」ってことが起こり得る。そのことを自身で反省できている感覚をとても大事だね。

 

池田さんイメージイラストヘルメット

池田: まさにその通りでした。頭では「確認が大事」と分かっているのに、気持ちが追いついていなくて。

 

社長イラストヘルメット

中村:”作業 スピード”や”作業ペース”を意識すること自体は、決して悪いことじゃない。ただ、”スピード”が優先された瞬間に、”安全”が後ろに下がってしまう。そこが難しいところだね。

 

速い人は“確認を省いている”わけではない

池田さんイメージイラストヘルメット

池田:  でも、先輩たちは本当に動きにムダがなくて速いんです。同じ作業でも、自分よりずっと早く終わっていて。



社長イラストヘルメット

中村: そうだよね。でもそれは、確認を省いているからではないんだよね。むしろ、確認が身についてて迷いがないんだ。



池田さんイメージイラストヘルメット

池田: ああ……言われてみると、先輩は自然にチェックし、モレがないですね。


 

社長イラストヘルメット中村: そう。一つ一つを丁寧に経験を積み重ねてきた結果として、無駄がなくなっている。最初から速いわけではないんだ。



「ついていけない」は大切なサイン

池田: じゃあ、「ついていけない」と感じること自体は悪くないんですね。

 

 

中村: むしろ大事な感覚と思うよ。それは「今は無理をしない方がいい」というサインでもある。



池田: サイン、ですか。

 

 

中村: そう。その時に周りに無理にペースを合わせようとすると、さっきのように確認が抜ける。それが不良の発生や事故のきっかけになる。




池田: 確かに、あの時は完全に焦って、追いつく事に集中し過ぎていました。



自分のペースを守るということ

中村: 池田くんに必要なのは、周りと同じ速さじゃない。自分の”安全”を確保できるペースを守ることだ。

 

 

池田: 自分の”安全”を確保できるペース....。


 

中村:そう。安全の確保/品質の担保/生産性の向上の優先順位で、「ここは確認が必要だ」と思ったら、きちんと立ち止まる。それが安全行動だよ。



池田:でも、どうしても「周りから遅いと思われるかな」と考えてしまいますね。


 

中村: そうだね。その気持ちは分かるんだけど、現場で大切なのは、速さよりも確実さだ。先ず安全を確保する、そして品質を担保する、その上で初めて生産性の向上に取組むべきだよ。


池田: ……確かに、事故が起きてしまったら、それどころではないですね。


 

チームとしての安全

中村: それに、現場は一人でやっているわけじゃない。チームで作業している。



池田: そうですよね。


 

中村: 誰かが焦ってミスをすれば、全体に影響する。逆に、一人ひとりが安全の確保/品質の担保/生産性の向上に確実に取り組めれば、”0災害”で結果/成果を達成できる。

 

池田: 「スピードを揃える」んじゃなくて、「安全を揃える」ということですね。


 

中村: いい表現だね。その意識があれば、結果としてスピードも自然についてくるよ。


 

得られた気付き

池田: 今日の話で、「作業スピードについていけない」時の対応がわかって安心しました。無理に周りのスピードに合わせるより、”安全”を着実にする自分のペースを大切にすべきなんですね。

 

中村: そうだね。焦りそうになった時こそ、「一つひとつ確実に」を意識する。安全の確保/品質の担保/生産性の向上の優先順位を間違えないことだね。それが”0災害の追求”につながっていく。

 

池田: はい。これからは、”速さ”よりも“確実さ”を意識していきます。

 

まとめ

作業スピードについていけないと感じる時、多くの場合「焦り」が生まれます。

しかしその焦りは、確認の省略や手順の乱れを引き起こし、事故や不良の起点となりえるので、重要なのは、周囲のスピードに合わせることではなく、自分の手順を守ることです。

速さは経験とともに身についていきますが、”安全は”日々の意識で守るものなので、一つひとつの作業を今できるペースで確実に行うことが、“0災害の追求”に最も確実につながる行動です。

今回の安全ブログは以上です。このブログとの関連にかかわらず、“0災害の追求”の取組に関して、何かお気付きの点やご質問/ご提案/リクエストがございましたら、下記のリンクよりご連絡ください。

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最後までお読み頂き感謝申し上げます。これからも“0災害の追求”に関わる、“為になり、役に立つ”情報を皆さんに共有して参りたいと思いますので、引続き宜しくお願い致します。ありがとうございました。ご安全に。

大和鋼管工業株式会社
代表取締役社長
中村 慎市郎

執筆者紹介

中村 慎市郎
中村 慎市郎
大和鋼管工業(株)に3名いる代表取締役及び社長としてのみならず、海外の関連会社5社を含むone to ONE Groupのトップマネジメントとして、自らが"安全ブログ"を執筆する。製造業に携わる一人ひとりが安全/安心/健康にハツラツと活躍する職場環境の実現に自らチャレンジし、読者の皆さんとのザックバランな情報共有/意見交換に取り組んでいます。

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