大和鋼管の中村です。この“安全ブログ”は、私と若手社員の“池田さん”との遣り取りを通じて、皆さんと一緒に製造現場で得た日々の気付きや疑問を深掘りし、“0災害の追求”の考えと実践を充実させる事を目的としています。
現場で使用している“保護具”についてのシリーズは、今回で四回目となります。今迄の取組を纏めると共に、年末年始を“0災害”で乗り切る為の注意点に繋げることで最終回とし、締括りたいと思います。
また、引続きブログの構成とドラフトには、OpenAI社のChatGPTを活用し安全関連の情報発信の効果・効率の向上に取り組んでいますので、皆さんの参考にしていただければと思います。

池田: 中村さん、「作業着と保護具」に関するお話、すごく勉強になりました。ヘルメット・メガネ・手袋・脚絆(きゃはん)、何れも毎日当たり前につけてるけど、全部が“命を守る道具”だってコトを再認識できました。

中村: そう言ってもらえると嬉しいね。保護具は、ただの道具じゃない。毎日、シッカリ仕事を全うして無事に家に帰るために、会社も社員も最大限、できることをしているんだ。それを一人ひとりが理解して、行動に落とし込めたら、事故は確実に減っていく。

池田: 特に脚絆の重要性とか、革手袋のチェックとか、これまで無意識だった部分も見直せた気がします。

中村: そうだね。安全は“慣れ”が一番の敵になる。だからこそ、年末年始みたいな時期は特に注意が必要なんだ。

池田: 確かに…年末って、どこか浮わついた雰囲気があるし、年始は気持ちがゆるみがちですもんね。

中村: まさにその通り。実際、過去には“あと少しで年内作業終了”って油断から、最後の1週間でヒヤリとした場面が起きたこともあった。年明けも同じで、「正月気分が抜けないまま作業に戻ってミスをした」なんてこともある。逆に年末に遣り切ろうとして集中し過ぎたり、年初に張り切って頑張り過ぎたりするのは更に要注意だ。
