大和鋼管の中村です。この“安全ブログ”は、若手社員の“池田さん”と私との遣り取りの中で、製造現場で得た日々の気付きや疑問を深掘りし、皆さんと一緒に“0災害の追求”の考え方と実践を充実させていく事を目的としています。
前々回からのテーマは、現場で使用している“保護具”についてです。三回目となる今回は、“手袋と脚絆(きゃはん)”について使用上の課題や注意点を深掘りしていきたいと思います。
またこれ迄と同様に、ブログの構成とドラフトにはOpenAI社のChatGPTを活用していますので、安全関連の情報発信に取り組む皆さんの、効果や効率の向上の参考にしていただければと思います。

中村: お、池田くん。それは作業前点検かな?

池田: はい。最近ちょっと革手袋がくたびれてきてる気がして…。小さな破れもあるんで、そろそろ交換しようかと。

中村: それは良い判断だね。革手袋って、火花や摩擦、切創や熱など、いろんな危険から手を守る大事な保護具だからね。一部でも破れていたら、そこからケガにつながる可能性が増えてしまうからね。

池田: 本音を言うと「素手のほうがやりやすいな…」って思うんですけど、先輩には「作業は効率より安全が優先だ」って注意されました。

中村: うん、その通りだね。細かい作業もあるけど、手をケガしたら元も子もないからね。素手の方がやりやすいっていうのはもっともなんだけど、我々の仕事の優先順位は常に、安全の確保/品質の担保/歩留り・生産性の向上の順だよ。保護具は“自分を守る鎧(よろい)”みたいなものだね。

池田: 確かに、細かい作業でも使用する手袋の種類や作業の仕方を工夫すればいけますね。安全最優先の実践を”真っ当、前向き”に徹底していきますね。

中村: そうそう。あとは脚絆も忘れちゃいけない。目立たないけど、鉄粉や火花、切粉が足首や裾から入るのを防いでくれる大事な保護具だよ。

池田: 脚絆って、実は最初つけるのが面倒だなって思ってたんですけど、火花がズボンの裾に入った時にヒヤリとして…その時に効果を実感してから、毎回シッカリ装着する様にしてます。

中村: それは貴重な体験だったね。脚絆は地味だけど、足元の安全を守る“縁の下の力持ち”なんだ。特に溶接や炉前の作業では、ちょっとの油断が大きな災害につながることがあるからね。
