2021.01.13

融雪剤に強い単管パイプは?!サビへの強さの見極め方。

日本列島の各地で記録的な積雪を記録する中、事前の対策や復旧作業に於いて単管パイプは単管バリケード/仮囲い/簡易的な構造物の補強等の様々な用途で活躍します。

そして道路脇に設置される単管バリケードや仮囲いは、この季節には積雪にさらされる事も多く、安全確保の為に融雪剤を使わざるを得ないケースが多くあるかと思います。

前回のブログで簡単にご紹介しましたが、融雪剤には塩分が含まれているので、単管パイプの表面に付着したまま一定時間が経つと、サビを進行させてしまう原因になるので注意が必要です。

参考文献: ブログ メッキ鋼管にも季節のお手入れ。冬の製品保管方法。

サビにくさの決め手は・・・?

では融雪剤が使われている現場でも活躍する単管パイプは、どの様な点に配慮して選べば良いのでしょうか?もちろんそれはサビにくい単管パイプを選ぶ事が有効なのですが、具体的にサビにくいとは、どういう事なのでしょうか?そこで鍵のなるのは”全周メッキ”と”純亜鉛層の厚さ”です。

全周メッキについて

先ず、”全周メッキ”についてですが、メッキした鋼板を丸めて溶接して作られる先メッキの単管パイプの場合は、溶接部に防錆能力の高い金属でカバーする溶射が施されています。

しかし溶射は鉄と亜鉛等の防錆性高い金属に熱を加えてしっかり分子レベルで結合したメッキとは異なり、飽くまでも溶接部に吹き付けて補修したモノなので、部分的にサビ易くなってしまいます。

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上記の鋼管の断面比較で表す通り、ポストジンク/パーフェクトポストジンクの単管パイプやドブメッキの単管パイプは、全周が均一にメッキされているので溶射部分から錆びるといった事がありません。

純亜鉛層の厚さについて

一方で”純亜鉛層の厚さ”についてです。同じ”全周メッキ”であるポストジンク/パーフェクトポストジンクとドブメッキを以下の耐食性比較の表にまとめました。

基本的に亜鉛や鉄のサビは時間と共に進行します。亜鉛層断面図に記載されている図の様に鉄地に施された亜鉛メッキの純亜鉛層がなくなり合金層が表面に出てくる事で赤サビが発生するわけです。

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従って純亜鉛層が厚い単管パイプを使用する事で合金層が表面に出てくる時間を稼ぐ事ができるので、錆びやすい状況でもより長持ちさせる事ができます。

一般的に単管パイプは亜鉛の付着量が多ければ多いほど純亜鉛層が厚くなりますが、ドブ漬けメッキの場合亜鉛の付着量に対し合金層が厚く純亜鉛層の割合が少なく、一方でパーフェクトポストジンク/ポストジンクは、合金層が薄く純亜鉛層の割合が多くなっていますので比較するには注意が必要になってきます。

まとめ

結論として融雪剤に強くサビにくい単管パイプの選び方として、先ずは全周メッキされている事を確かめ、その上でそれぞれの合金層/純亜鉛層の割合を考慮して、より純亜鉛層の厚い単管パイプがどれなのかを確認する必要がある事を述べさせて頂きました。

融雪剤等の影響で冬場のサビに困っている場合や現在使用/活用されている製品の性能/耐久性に不安のある場合は、一度単管パイプの仕様/性能を詳しく確認し、見直してみませんか?

特にサビに強い私たちのパーフェクトポストジンクと、一般的にサビに強いと思われているドブメッキを比較した資料を纏めましたので、下記リンクから必要項目を記入し、ダウンロードして頂ければ幸いです。

以上、宜しくお願い申し上げます。ありがとうございました。

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