今年の冬は前年の暖冬から一変して寒冬となり、日中と夜間の気温差も激しく大雪や積雪による災害や凍結による車のスリップ事故も多く発生した様です。一方で4月に入ってからは今までの寒さを忘れさせる程、気温も上昇し、とても過ごしやすくなってきたように感じます。
そして多くの方が車のスタッドレスタイヤからノーマルタイヤへの切替を進めているのではないかと思います。その様な中で「タイヤの置き場がない」、「毎回1つずつ転がして移動が大変」と悩まれている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は、単管パイプを使用した自作の「キャスター付き可動式タイヤラックのDIY」についてご紹介します。
![[JP][Blog]タイヤラック](https://www.daiwast.co.jp/hs-fs/hubfs/images/blog/%5BJP%5D%5BBlog%5D%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF.png?width=338&name=%5BJP%5D%5BBlog%5D%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF.png)
必要な材料
では、今回ご紹介する単管パイプを使用した自作のキャスター付き可動式タイヤラックのDIYで使用する材料は以下の通りです。
- 単管パイプ:1m=2本/50cm=8本/7.5cm=2本
- 金具:ジョイント工業製の各種ジョイント(S-3-2T=2個/S-4-2L=4個/S-15-1A-500=2個)
- キャスター:ジョイント工業製のキャスター(S-14-3Y-150=4個)
参考:単管ビス止めジョイント【かん太】オンラインショップ_製品一覧
組立て
さて、事前準備と資材調達が整いましたら、ついに組み立て作業になります。組み立て方につきましては、下記手順になります。
土台製作
①ジョイント(S-3-2T)とジョイント(S-15-1A-500)の間に7.5cmにカットした単管パイプを入れ、ビス止めを行い、連結をさせます。同じものを2つ作ります。
②連結した金具を、1mのパイプへ通し仮締めします。これは左右両方行います。
③キャスター(S-14-3Y-150)を角4つに用意し、1mの単管パイプ2本と50cmの単管パイプ2本を差し込み、仮締めをします。
取手製作
④50cmの単管パイプ4本をキャスター(S-14-3Y-150)の上部へ差し込み仮締めをします。
⑤残りの50cmの単管パイプ2本の両端へジョイント(S-4-2L)をそれぞれ取付け、仮締めを行います。
⑥5番で作ったモノを、キャスター(S-14-3Y-150)の上部へ差し混んでいる単管パイプへ差し込み、仮締めを行います。
本締め
⑦最後に仮締めしていた部分を全て本締めしていきます。
尚、株式会社ジョイント工業がYouTubeで実際に組み立てを行なっている動画を公開しておりますので、下記よりご覧ください。
参考文献:株式会社ジョイント工業_単管パイプで作る可動式タイヤラック!
タイムスタンプ
1:45_材料紹介
3:35_土台製作
4:35_取手製作
4:55_本締め作業
5:30_可動式タイヤラックのポイントについて
尚、タイヤをラックで保管する場合、二箇所に負荷がかかりタイヤの寿命を縮めるとも言われていますので、1ヶ月に1回程のタイミングでタイヤを回転させて負荷を分散させる事をオススメします。
まとめ
今回自作のタイヤラックのサイズとしましては、16インチのタイヤ4本が収納可能なモノとなりますが、使用用途によって段数を増やしたり幅を広げる等、設計は自由自在にできますので、是非皆さまオリジナルのタイヤラックにDIYチャレンジして頂ければ幸いです。
その様な場合は先ずどんなモノをどのサイズで作りたいか図を描き設計図を準備する事と、必要な資材/工具の調達等が必要となります。以前にDIYのコツや事前準備や資材調達についてブログでご紹介しましたので、下記リンクよりご参照頂ければ幸いです。
ブログ:オォ、なるほど!!!(^_^)v 単管パイプでのDIYを楽しむ為のコツ。
一方で、単管パイプや金具等の資材に耐荷重もあり、載せるモノの重さによっては不安全な状態になってしまう場合もございますので、十分安全を考慮した設計/施工でお願い致します。
何かご不明点やご質問がございましたら、お気軽に下記お問い合わせフォームよりご相談ください。何卒宜しくお願い申し上げます。ありがとうございました。
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