2021.06.30

単管パイプはこんなとこにも！！(^_^)v 農業用レールに使われるPZ/PPZのご紹介。

日本は世界でも8位の農業大国と認知されており、日本の人口の1.6％は農家さまが占めていると言われている中、少子高齢化の加速により後継者不足や農家さまの高齢化問題が加速しています。

特に農作業は重いモノを運んだり長時間同じ姿勢をとっていたりする事が多く、身体への負担がかなりかかる作業になると思います。この様な問題/課題を解決すべく近年では、スマート農業という”ロボット技術やICT等の先端技術を活用し、超省力化や高品質生産等を可能にする新たな農業”への取組みとして、ドローンやロボットスーツ等の実用化が増えてきています。

そこで今回は、私たちでも何か農家さまの負担を軽減できないかと考え、単管パイプを使った農業用レールの作り方を動画も用意し分かり易くご紹介させていただきます。

当社単管パイプについて詳しく知りたいという方は、本ブログの参考資料として下記カタログをお気軽にご活用いただければ幸いです。

単管パイプで負担軽減！？ (・・?

農業の一般的な作業の流れとしては”土づくり→種まき/苗植え→栽培→収穫→出荷/販売”を繰り返していくかと思います。この作業の中では重いモノを足場の悪い中、苗箱を両手で1枚ずつ持ち運搬したり、長時間同じ姿勢で苗植えをしたりと身体への負担が大きいだけでなく人手も必要となります。

その様な中、改善策としてトロッコや作業車を運べるレールを単管パイプで作れば重いモノを複数同時に運べ、作業車の小回りも安易になるのではないかと考えております。

また、単管パイプでも従来材のモノよりも軽くて強い軽量単管パイプもあり、施工の負担軽減も実現できるのではないかと思います。

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農業用作業車レールの作り方＼(^o^)／

「実際に自分でレールを敷く事はできるの？」を思われる方もいらっしゃるかと思います。そこで、農業用作業車レールの作り方を下記でご紹介します。文章だけでは分かりにくい方は動画もありますので、是非ご参考ください。

ではまず、準備する道具/材料は下記になります。パイプカッターは必要に応じて準備をお願いいたします。

ドライバー
ハンマー
釘
水糸
メジャー
グローブ
パイプカッター（必要に応じて）
単管パイプ
各種金具

次に作業手順は下記になります。詳しくはYouTubeの動画で掲載されていますので、ご参考ください。

部材配置
作業をしやすい様にあらかじめ部材を配置しておきます。
墨出し
通路側のセンターに釘を刺し、水糸がピンッとなるまでしっかり張り、センター位置に設置した釘に固定をします。
スロープの設置
水糸から左右30㎝離した位置にパイプが来る様に調整をします。バンド台座、レールスロープの順で左右のパイプへ差込み、バンド台座とスロープを各2本ずつの釘で仮固定をします。
パイプを連結
直線ジョイントの爪が下を向いている事を確認し、台座へ直線ジョイントを通した後にパイプへ挿入します。挿入後、水糸のラインに合わせながら台座を釘を使い仮固定をします。
これを繰り返し行いレール部分を作っていきます。パイプは長い為、二人一組で施工をすると効率的です。
レールエンドを設置
スロープ設置と同様に水糸から左右30㎝離した位置にパイプが来る様に調整をします。バンド台座を差込み固定をします。エンド用パイプを設置する為の金具を取付けパイプを置き、杭をハンマーで打込みしっかりと固定します。
確認と固定
最後にスロープとレールエンドで緩めているネジ等を全てしっかりと締め直し本締めをします。レール部分のパイプが曲がっていないか、外れていないか確認しながら残りの釘を打込めば完成です。