DIYや農業資材として”単管パイプ”を購入する場合、1本あたりの単価だけでなく、
しかし、”単管パイプ”の送料や運賃は、長さや本数及び配送エリアによって大きく変わるため、ただ単価を見て選んでは、結局トータルでは購入時のコストが割高になってしまったり、店舗で購入した後に運ぶ手段がなく戸惑ったりします。
そこで今回は、”単管パイプ”の購入にかかるトータルコストを抑えるためのコツをご紹
短い単管パイプの購入は、ホームセンターからの購入で運賃を削減。
2mまでの長さの”単管パイプ”を数本購入する場合には、ホームセンターで購入してご自身で持ち帰る事で運賃を抑えられます。2mまでの長さであれば、軽トラックや乗用車でも積み込む事ができます。
しかし、2mを超える長さの”単管パイプ”を持ち帰るためには、中型トラック以上のサイズの車が必要になるため、一般の方はホームセンターで購入して持ち帰ることは難しいと思われます。
2.0mの単管パイプを積み込んだ検証
ダイハツ "ミライース" 運転席のほうまで伸ばして、ギリギリ積載可能です。 |
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トヨタ "プリウス" 軽自動車よりは余裕をもって積載できます。 |
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スズキ "キャリイ" 荷台にギリギリ納まります。 |
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3.0mの単管パイプを積み込んだ検証
ダイハツ "ミライース" この時点で車両から飛び出しました。 |
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トヨタ "プリウス" 普通に荷室に載せようとすると飛び出すため、助手席のほうまで伸ばしてギリギリです。 |
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スズキ "キャリイ" 荷台から飛び出しました。 |
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短い長さの単管パイプを繋いで運賃を削減。
DIYや農業資材として3m以上の長さの”単管パイプ”を使用する場合でも、1mや2mの短尺の単管パイプを繋いで使用することで軽トラックや乗用車に積み込めるようにすることも有効です。
特に”ボンジョイント”は、”C型ジョイント”とも呼ばれる継手金具で、中央部に取り付けられているネジを回すことで単管パイプの内側を圧着し、抜け止め機能が働く構造になっており、簡単に”単管パイプ”を繋ぐ事ができるのでとても便利です。
また”ボンジョイント”は、広く普及しているのでホームセンター等で手軽に購入でき、比較的にコストも低いのでトータルコストを下げるのには有効です。
一方で”ボンジョイント”は、抜け止めが圧着方式でありその他の抜け止め機能がないことから、引張り強度が極めて低く、「鋼管足場用の部材及び附属金具の規格」(労働省告示第103号)を具備していません。
従って連結部に大きな荷重を掛けない形で使用するには問題がありませんが、人が乗って作業をするような仮設資材としての使用は、労働安全衛生法で認められていませんのでご注意ください。
まとめ買いで、パイプの単価までもお得に。
ご購入いただくエリアに運賃算出方法は若干異なりますが、農業資材や柵などの用途で10t以上の数量の単管パイプをまとめてご購入いただいた場合、重量あたりにかかる運賃がお得になる場合があります。
具体的に例を挙げると、一箇所卸しや車上渡し等の当社が指定する配送条件が前提となりますが、10t車以上の車種を輸送に利用する場合は、数量が増えれば増えるほど重量あたりにかかる運賃が小さくなる為、その分お得に購入する事が可能になる訳です。
更に当社は基本的にはどの営業拠点に於いても、一度の購入重量が増えるほどパイプ単価が下がる仕組みで製品の売買をさせていただいておりますので、まとめ買いをしていただくと、少量でのご購入に比べて運賃のみならず単管パイプ自体の単価もお得になります。
頂いたご要望に合わせて可能な限り最適な条件をご提案させていただきますので、すでに当社製品の見積りを取っている場合には、そちらを参考にしていただくようお願いいたします。
まとめ
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