2021.07.14

全国安全週間でもっと0災害を追求。私たちの安全/安心/健康の取組みについて。(^_^)v

業界・職種を問わずでも避けては通れない課題の一つに”労働災害”が挙げられます。労働災害には業務上の事故や過労等の直接的な業務災害の他にも、日々の疲労の蓄積等が原因で通勤中に事故を起こしてしまった場合の通勤災害も労働災害に含まれます。

厚生労働省の調べによると、令和2年の労働災害による日本全国の死亡者数は802人で、前年比43人(5.1%)減、平成29年比176人(18.0%)減と、3年連続で過去最少となりました。

一方で、休業4日以上の死傷者数(以下「死傷者数」という)は131,156人で前年比5,545人(4.4%)増、平成29年比で10,696人(8.9%)増と平成14年以降で最多となっております。

 参考文献:厚生労働省ホームページ_死亡者数は3年連続過去最少、休業4日以上の死傷者数は増加

この様な状況を踏まえて今回は、労働災害を少しでも減らすべく、先日07月01日〜07月07日で実施されていた全国安全週間で実践した内容や私たちが日々行っている安全/安心/健康への取組みについてご紹介させていただきます。

全国安全週間とは? (・・?

全国安全週間とは、厚生労働省と中央労働災害防止協会が主唱し毎年06月01日〜06月30日の準備期間と、07月01日〜07月07日の本期間で構成され、労働災害防止活動の推進を図り、安全に対する意識と職場の安全活動のより一層の向上に取組む期間及び制度の事です。

昭和3年に第1回が実施されて以来、94年間一度も中断することなく続けられており、2021年で第94回を迎えました。

一方で、死亡者数は減少傾向にはありますが、休業4日以上の死傷者数は増える傾向にある為、より一層労働災害を減少させるべく、働く高齢者の増加等の就業構造の変化や新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う社会情勢の変化等に対応し、将来を見据えた持続可能な安全管理を継続して実施していく必要があると言われています。

その様な状況も踏まえ、2021年の全国安全週間は”持続可能な安全管理 未来へつなぐ安全職場 ”をスローガンに各事業場で取組まれました。

 参考文献:中央労働災害防止協会HP

意識向上への取組、「安全標語」。\(^o^)

私たち大和鋼管は、全国安全週間に安全に対する意識向上への取組の一つとして、安全/安心/健康に関する標語を社員全員から毎年準備期間中に募集をしています。

そのような中、2021年の最優秀賞 安全標語として私たちが選んだのは、当社東京支店 支店長の安藤が作成した標語「三方良し! 今日も安全・安心・健康に!!」でした。

意味として「三方」とは”売り手/買い手/世間/”を表し、「良し!」は、私たち大和鋼管が安全確認を行う際に実施している”指差し呼称”で使用される言葉から持ってきています。
 
これらを当社へ置き換えて「大和鋼管/お客様/社会貢献全てが安全/安心/健康に!」という気持ちを込めたそうです。

安全標語_安藤png

職場環境の整備 (^o^)/

また07月01日〜07月07日の本期間中は、私たちが企業活動を通じてハツラツと働き、世の中に価値を創り貢献することの出発点として掲げている0災害の追求の実現に向け、下記項目の職場環境の整備を実施しました。

  • 各種設備/フォークリフトの点検
  • 倉庫内/事務所/食堂の清掃等を実施
  • 工場の現場の整理/整頓/清掃
  • ハーネス/運転手落下防止設備等の総点検

当社の0災害への取組み \(^o^)/

また、私たち大和鋼管は日々0災害の実現に向け、社員一人ひとりの安全/安心/健康を最優先に考え、当社独自の安全への組みを行っており、その一部をご紹介させていただきます。

  • 毎月20日を”安全の日”に制定し、工場/事務所ともに全社を挙げて5S(整理/整頓/清掃/清潔/躾)を行い、安全/安心/健康な職場環境の整備を実施。
  • 安全意識を継続的に高める事を目的に、各社員が1年間どのような安全活動を進めるか行動目標を掲げ、安全/安心/健康を図った自己宣言文を作成。
  • ヘルメットやロッカー等、日頃よく目にする場所にこの宣言文を書いたのシールを貼ることで、0災害に向けた意識付けを実施。
  • 当月に誕生日を迎える社員を対象に、月一で危険体感研修を実施し、工場内の危険についての疑似体感と0災害への意識付けを実施。

まとめ

災害/事故は疲れたり悩んだりして集中できない時に限らず、何かに集中し過ぎている時にも起こります。その防止/回避には社員一人ひとりが自己管理を徹底し、お互いに思いやり補い合う連携が必要だと考えています。

全国安全週間の期間に限らず、私たちはお客さまや地域の皆さま、社員一人ひとりの安全/安心/健康を第一に考え、0災害の追及に取組んでおります。 

例えば、危険体感研修や墜落/転落防止対策の徹底、毎日決められた時間にラジオ体操を実践し体調チェックを勤務時間内に組込み、頭と心と体の健全の為のオンラインワークショップ等の様々な取組み等行なっていますが、まだまだ課題や改善点等多くあると感じております。

そこで皆さまの会社で「普段から〇〇をして災害防止に向け取組んでいる」等、実施している安全/安心/健康への取組み等が御座いましたら、是非お互いに情報交換できればと考えております。

お気軽に下記お問合せフォームよりご相談いただければ幸いです。何卒よろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。

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