塩分が多い沿岸地域や肥料や農薬等の化学物質の影響を受けやすい畑などの環境で"単管パイプ"を使用する場合は、より"耐食性"が高い"単管パイプ"を見極め、活用することが求められます。
しかし、"耐食性"が高い"単管パイプ"を探していても、ドコに問い合わせて良いか分からない、ドウ見極めればいいかわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は、"ドブメッキ"にも"耐食性"で負けない私たちの"単管パイプ"としての、"パーフェクトポストジンク"の活用について詳しくご紹介します。
パーフェクトポストジンクとは?
"パーフェクトポストジンク"は、外面に全周均一メッキとその上に防錆樹脂コーティング、内面にも溶融亜鉛メッキを施した溶融亜鉛メッキ鋼管で、"PPZ (ピーピーゼット)"との愛称でも呼ばれる当社の技術を結集した最高品質の製品群です。
"パーフェクトポストジンク"の外面は、"先メッキ鋼管"のように外面溶射部からの"赤サビ"が発生しづらく、内面は基本"先メッキ鋼管"と同様に"犠牲防食"の効果で内面溶接ビード部からの"赤サビ"発生を防ぎます。また更なる防錆性の向上へ、内面にくまなくコーティング・処理剤を施すことも検討が可能です。
また、"ドブメッキ"と比べても、内面・外面にバランス良くメッキを施すことができるのみならず、メッキ自体も亜鉛と鉄が混じった"合金層"が薄く、亜鉛のみで構成される"純亜鉛層"が厚いため、"赤サビ"の発生を効果的に抑制する事ができます。

"耐食性"の比較
冒頭でもご紹介しましたが、"パーフェクトポストジンク"の"単管パイプ"は、"ドブメッキ"の"単管パイプ"にも負けない"耐食性"を実現しています。
過去に行なった以下の中性塩水噴霧試験結果によると、実際に"パーフェクトポストジンク"の鋼管と一般的にサビに強いと言われ"後メッキ"を施した"ドブメッキ鋼管"を比較してみると結果は以下の様になりました。
![[JP]PPZ比較表](https://www.daiwast.co.jp/hs-fs/hubfs/images/blog/%EF%BC%BBJP%EF%BC%BDPPZ%E6%AF%94%E8%BC%83%E8%A1%A8.png?width=700&height=299&name=%EF%BC%BBJP%EF%BC%BDPPZ%E6%AF%94%E8%BC%83%E8%A1%A8.png)
ご覧のとおり"パーフェクトポストジンク"は、後めっき鋼管と比べても少ない亜鉛付着量で錆に強い性能を有することがお分かりいただけるのではないでしょうか?
これは、"ドブメッキ"よりも"パーフェクトポストジンク"の方が、防錆性能に最も影響を与える"純亜鉛層"が厚い為です。
以下の画像では、亜鉛付着量は、"パーフェクトポストジンク"の方が"ドブメッキ"よりも少ないですが、"純亜鉛層"の厚みは、"パーフェクトポストジンク"の方が"ドブメッキ"よりも大きいことが視覚的にも確認できます。

また"パーフェクトポストジンク"は、その"耐食性"/防錆性に関する第三者機関による証明として、"一般財団法人土木研究センター"からの審査を受けています。
参照リンク:審査証明技術(概要) | 一般財団法人 日本建設情報総合センター
この審査結果の証明として"建築技術審査証明書"が発行されており、その複製を郵送しお客さまに提供する事も可能ですので、もしご入用の場合は、以下のページからお気軽にお問い合わせください。
"耐食性"だけじゃない"パーフェクトポストジンク"の強みとは?
"パーフェクトポストジンク"には、"耐食性"/防錆性以外にも様々な強みがありますので、ご紹介いたします。

塗装性の高さ
塗装性が高いのも、"パーフェクトポストジンク"の大きな特徴です。
"パーフェクトポストジンク"は、造管をしてからメッキを施す"後メッキ加工"である為、"ドブメッキ鋼管"と同様に全周にメッキされており、溶接部の凹凸が出にくくなっています。
さらに、当社独自の技術により全周に美しく均一なメッキ層を形成していることから、"表面調整"の作業が不要になるくらいの滑らかな仕上がりを実現しています。
加工性の高さ
"パーフェクトポストジンク"は、"ドブメッキ鋼管"と比較して、鉄と亜鉛の"合金層が薄い為、曲げ加工時におけるメッキ割れや剥離を防ぎ、さらに溶接時の煙や"スパッタ"が少ないというメリットがあります。
環境負荷が少ない
"パーフェクトポストジンク"のメッキの原材料は純度99.9995%の"最純亜鉛地金"です。毒性の高い鉛やカドミウムは一切含まれていない為、土壌汚染や水質汚染といった重金属公害を引き起こす心配がありません。
また、表面に施している防錆樹脂コーティングは"六価クロム"が使用されておらず、地球環境に優しいメッキパイプです。
外観の美しさ
"パーフェクトポストジンク"は、不純物の含有量がきわめて少ない最純亜鉛地金を使用するとともに、前述のとおりメッキ槽での浸漬時間がとても短いことから、"スパングル"の発生を防ぐ事が可能です。
さらに、一次防錆の為のトップコートが銀白色の美しさを白錆から守ってくれるので、メッキパイプの見た目にこだわる方には自信を持ってオススメできます。
コストメリット
内面と外面に亜鉛メッキを施す為、当社の他製品と比較すると価格が高くなりますが、前述のとおり"耐食性"/防錆性が既存製品の中でもトップクラスであることから、より長い製品寿命を実現しており、長期にご使用いただくことにより十分なコストメリットが期待できます。
パーフェクトポストジンクの単管パイプがオススメな用途
私たちの"パーフェクトポストジンク"の"単管パイプ"がオススメな用途やシーンを3つ紹介いたします。
"ドブメッキ"の単管パイプが指定されている公共案件
"パーフェクトポストジンク"の"単管パイプ"は、"一般財団法人土木研究センター"からの審査を受けているため、工期が長い公共案件などに使用される"ドブメッキ"の"単管パイプ"の代替品として活用する事ができます。
![[JP][Blog]橋梁工事](https://www.daiwast.co.jp/hs-fs/hubfs/images/blog/%5BJP%5D%5BBlog%5D%E6%A9%8B%E6%A2%81%E5%B7%A5%E4%BA%8B.jpg?width=600&height=405&name=%5BJP%5D%5BBlog%5D%E6%A9%8B%E6%A2%81%E5%B7%A5%E4%BA%8B.jpg)
"ドブメッキ"の厚み(HDZT◯◯、HDZ▲▲など)に対応する当社の"パーフェクトポストジンク"の規格は、以下の表を参考にしてください。
| パーフェクトポストジンク(片面) | ドブメッキ鋼管 (新記号) | ドブメッキ鋼管 (旧記号) |
| 120Z | HDZT 49 | HDZ 35 |
| 150Z | HDZT 56 | HDZ 40 |
| 200Z | HDZT 63 | HDZ 45 |
| 250Z | HDZT 70 | HDZ 50 |
| 300Z | HDZT 77 | HDZ 55 |
果樹棚などの園芸用支柱
"パーフェクトポストジンク"の"単管パイプ"は、その優れた"耐食性"と環境性能から、果樹棚などの園芸用支柱として活躍します。

園芸用支柱は常設で長い期間使用されますが、農薬や肥料などを使用する農業の過酷な環境でも錆びにくく、土壌汚染の心配もありません。
いけす、筏などの養殖用資材
"パーフェクトポストジンク"の"単管パイプ"は、"耐食性"が高いだけではなく、加工性にも優れるため、加工が必要ないけす、筏などの養殖用資材の用途としてオススメです。
![[JP][Blog]養殖いかだ](https://www.daiwast.co.jp/hs-fs/hubfs/images/blog/%5BJP%5D%5BBlog%5D%E9%A4%8A%E6%AE%96%E3%81%84%E3%81%8B%E3%81%A0.jpg?width=600&height=338&name=%5BJP%5D%5BBlog%5D%E9%A4%8A%E6%AE%96%E3%81%84%E3%81%8B%E3%81%A0.jpg)
海中や海上に設置された部材や構造物に於いて、通常は海面上にありながらも波による飛沫等の影響を受ける部位/領域は"飛沫帯 (スプラッシュ・ゾーン))"と呼ばれます。
"飛沫帯"は腐食速度が著しく早くなるため、"耐食性"が高い素材を使用することが重要です。
まとめ
今回は、"ドブメッキ"の"単管パイプ"にも"耐食性"で負けない、私たちの"パーフェクトポストジンク"の"単管パイプ"についてご紹介しました。
当社の"パーフェクトポストジンク"についてもっと詳しく知りたいという方がいらっしゃいましたら、以下のフォームから資料をダウンロードすることができますので、こちらも併せてご活用ください。
"パーフェクトポストジンク"の"単管パイプ"は、現時点が受注生産となっており、状況によって最低ロットなどの条件が都度変わる場合もありますのでご注意ください。
一方で皆さまの更なるご期待やご要望に応えるべく、"パーフェクトポストジンク"の在庫販売の検討にも着手しております。
"パーフェクトポストジンク"の単管パイプについて、当社へ相談したい方がいらっしゃいましたら、以下のフォームよりお気軽にお問い合わせください。
最後まで読んでいただき、心より感謝申し上げます。これからもみなさまの為になって役に立つ情報を積極的に発信して参りますので、引続きご支援/ご協力を宜しくお願い申し上げます。
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