"メッキパイプ"を使用した設備改善や資材の導入を検討されている皆さまにとって、"高品質なパイプを、如何に低コストで調達し、投資対効果を最大化できるか"という点は、非常に重要なポイントだと思います。
昨今の資材価格の高騰もあり、実際に「どうにか少しでもコストを抑えたい」という切実な声も多が聞かれる中で、我々がオススメしたいのが、当社の"お値打ち品"の活用です。
しかし"お値打ち品"に対して、「品質に問題があるのではないか?」や「中古品や規格外の不良品ではないか?」という不安を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は、そんな皆さんの様々な不安を解消するために、大和鋼管の"お値打ち品"がなぜ"高品質"で"おトク"なのか、その理由と徹底した品質管理の裏側を詳しくご紹介します。
大和鋼管のお値打ち品とは?

当社がご紹介する"お値打ち品"は、諸事情により製造後、想定以上に滞留する可能性の高い製品や、結果的に滞留してしまっている製品のことを指します。
"お値打ち品"の価格は、既存のお取引先さまや流通業者の方々にご迷惑をお掛けしない様に、案件毎に別途打合せし確定させていただく段取りになっていますが、通常よりも"おトク"にご購入いただける対応を基本としています。
先ず明確にお伝えしたいのは、当社が提供する"お値打ち品"は、決して一度販売されて返品された"中古品"や、強度が不足している等の"規格外品"や"型落ち品"ではないということです。
全て"新品"かつ"規格内"の製品
大和鋼管の"お値打ち品"は、全て自社工場で製造され、未だ使用されていない"新品"の鋼管です。
JIS規格や当社独自の社内基準などを合格した製品であり、素材の強度やメッキの付着量といった基本性能は、通常価格で販売されている正規品と比較しても遜色はありません。
なぜ"お値打ち"になるのか?
基本性能に問題がないのに、なぜお値打ち価格で提供するのかというと、一言で言えば"商流や保管状況の都合により、通常ルートでの販売が難しくなった在庫品が発生した"ためです。
当社でも、ムリ/ムダ/ムラを減らすべく製造現場での対策を行ってはいるものの、やむを得ない理由から必要以上に製品在庫が増え滞留の可能性が上がってしまう在庫があり、そうした在庫品などが"お値打ち品"となっているのです。
お値打ち品が生まれる理由

"お値打ち品"は、製造現場に於けるさまざまな工程管理や在庫運用の影響から生まれます。
ここでは、鋼管製造特有の主な理由を具体的に2つ見ていきましょう。
① 製造工程での"オーバーロール"
当社の製造ラインは、独自の"ダイワZプロセス"によって造管と亜鉛メッキ処理を一体化し、メッキ鋼管を製造する工程が効率化されています。
例えば、メッキパイプ1,000本のご注文をいただいた際には、製造時のロス等を考慮した予備として"バッファー"を含めて製造しますが、工程が想定よりもスムーズに進んだ場合には"バッファー"分が多く製造されることになり、この余剰に生産された分を"オーバーロール"と言います。
基本的にストック品であれば此等の"オーバーロール"は問題にならないのですが、オーダー品ではお客さまに全数量のお引取りいただくことが原則となっております。
その様なルールに基づいてお取引きをさせていただいている中でも、たまに過剰なオーバーロールの発生によりどうしても引取が難しい状況が発生することがあり、その様な場合は、個別に対応をさせていただくことになります。
そして、この行き場のなくなった"オーバーロール"が、少しでも皆さまの"為になり、役に立つ"ことができないかとの我々の思いから、"お値打ち品"として掲載し有効活用させていただいている訳です。
② トラブルや仕様変更による"滞留"
お客さまのプロジェクト延期や仕様変更など、出荷直前になんらかのトラブルが発生し、想定外に"滞留"してしまう可能性が高まった製品も、"お値打ち品"になることがあります。
製品自体はそのお客さまの要求仕様に合わせて作られた高品質なものですが、自社の倉庫に長く留まることになると、管理コストや品質維持の観点から"お値打ち品"となり、掲載され販売先を募ることになるのです。
品質維持と規格適合のためのチェックポイント

「安さの理由はわかった。でも、保管期間が長いと劣化しているのでは?」という懸念にお答えします。
大和鋼管では、"お値打ち品"であっても以下の徹底したチェックを行い、品質を担保しています。
規格適合の確認
大和鋼管では、"お値打ち品"も正規品と同等の品質管理が徹底されています。
外径/肉厚をはじめとした寸法精度や強度、メッキ厚など、重要な品質項目については社内規定に基づき厳格なチェックを行なっています。
長期保管品に対する厳格な"決まり"
また当社では、長期保管に由来する表面の変化などに関しても、懸念がある場合には必ず該当箇所の写真を添付し、透明性の高い情報提供を行っています。
もし保管期間が長くなったことで製品の表面に白サビや汚れが発生している場合には、必ず該当箇所を写真に収め、現状態を正確に開示することをルールとして定めておりますので、安心してご購入いただけます。
お値打ち品オープン化の理由

"お値打ち品"は2022年08月の開始以来、登録者向けのみに提示するクローズドな内容でしたが、2025年11月からは試験的に一般公開し、今後は恒久的に登録制を廃止していく方針です。
これまで登録制だった"お値打ち品"を、なぜ広く一般に公開する方針に切替えることを始めたのか?そこには当社の市場環境の変化や社会問題に対する姿勢が反映されています。
在庫の流動化による"資源の最大活用"
高品質な鋼管を製造するには、多大なエネルギーと資源が必要です。
"オーバーロール"や、やむを得ない"滞留"で生まれた良質な在庫が、日の目を見ずに倉庫に眠り続けることは、メーカーとして最も避けたい"資源のムダ"に繋がります。
在庫をオープンにし、流動化させていくことで、必要としているお客さまへスピーディーかつ安価に届ける。これは、"SDGs"の観点からも、我々が果たすべき責任だと考えています。
誰でも、必要なときに、必要なサイズを
これまでは"登録の手間"がハードルとなり、一部のお客さまにしかこのメリットをお届けできませんでした。
オープン化により、初めて当社をご利用いただく方や、少数でのご利用を検討されている方でも、インターネットを通じて気軽にお値打ち品を探せるようになります。
"お値打ち品"の取組みによって"品質の良い製品を、適正な価格で、ムダなく使う"という当たり前のサイクルを、メッキパイプの業界でも実現していきたいと考えています。
まとめ
"お値打ち"や"訳あり"という言葉の裏には、「隠し事があるのでは?」という懸念が付きまといますが、当社の場合には以下の3つの安心を備えた"情報の透明化"こそが、"お値打ち品"販売の根幹になっています。
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品質の安心: 正規品と同じラインで製造された、JIS規格や社内規格適合の新品です。
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情報の安心: 保管状態や表面の様子は、写真やデータで透明性を持って公開します。
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コストの安心: 製造・物流の都合で生まれた余剰分だからこそ実現できる、戦略的な価格設定です。
お客さまからの人気が高いサイズに関しても、タイミング次第ではお値打ち品として登場することがございますので、ご興味のある方は、以下のフォームより現在のお値打ち品のラインアップがご確認いただけますので、ぜひ一度ご覧ください。
「この用途に使えるか確認したい」や、「実際の写真をもっと見たい」といったご要望やリクエストも大歓迎ですので、ご興味がある方は以下のフォームよりお気軽にお問い合わせください。
最後まで読んでいただき感謝申し上げます。引続き皆さまの"為になるお役立ち"に繋がる情報発信を続けてまいりたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。ありがとうございました。執筆者紹介
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