2023.09.27

メッキパイプへの思いを語る。大和鋼管の製造・加工・品質に関わるメンバーにインタビュー!!

当社のメッキパイプは、一体どのような人々によって、どのような思いで製造され、加工され、品質を保証されているのでしょうか?

今回は、当社のメッキパイプの製造・加工・品質に関わるメンバーにインタビューを行いました。現場/現物/現実で当社の製品に深く関わる仲間一人ひとりが、モノづくりにどう向き合っているのか、それぞれの思いを語っていただきましたのでぜひご覧ください。

製造部/めっき炉担当 Y.R.さん

──現在の主な業務は何ですか?スクリーンショット 2023-09-22 10.20.55

本社工場の1号ラインで鋼管炉を担当しています。

──これまでで一番嬉しかったことは何ですか?

今現在、鋼管炉という大和鋼管の製品の要と言える、責任重大なメッキ工程を担当している事です。

──これまでで一番苦労したことは何ですか?

管端部分の仕上げ設備がクセのある設備であり、メンテナンスと仕上げの調整が思うようにいかない時があった事です。

──業務を行うなかで心がけていることは何ですか?

メッキ設備の状態を常に把握して変化を見逃さないようにし、不具合になる前に対応することで、良い状態を維持する事です。

──製品をご使用いただいているお客さまに一言お願いします。

お客さまの求める仕様に合った製品造りを日々続けてまいります。ご購入いただいているお客さまが喜んでいただける製品を作り続けたいと思います。

加工部 Y.K.さん

──現在の主な業務は何ですか?スクリーンショット 2023-09-21 14.32.04

大きく2つあります。1つ目は、加工部の状況確認です。進捗状況の把握や、特に難しい加工がある場合の作業者との事前確認等を行っています。2つ目は、実際に造管に携わっている製造部全体の状況確認です。工場内全体の安全維持のため、他部署と連携して設備の改修も担当しています。

──これまでで一番嬉しかったことは何ですか?

当社オリジナルの自動ピン加工機を立ち上げたことですね。設計担当者の図面を元に、仲間と機械を据え付けて試運転・改良を経て実際に始動するまでに、6か月以上を要しました。

──これまでで一番苦労したことは何ですか?

夏の暑さですね。年々厳しくなり、工場内外の作業が辛く感じることがあります。熱中症対策も色々と講じていますが、仲間の体調も常に気にしながらの作業なので、夕方にはヘトヘトです。

──業務を行うなかで心がけていることは何ですか?

"継続は力なり"を座右の銘として、日々業務に当たっています。

──製品をご使用いただいているお客様に一言お願いします。

お客さまに喜んで使用していただけるよう、若手からベテランまで力を合わせ、日々気持ちを込めてメッキパイプを製造しています。まだまだご満足いただけないところもあると思いますが、ご指摘いただいた点については改善に向けて努力をしてまいりますので、これからもご使用いただき、忌憚なき意見もいただけるとありがたいです。

企画部/品質保証 K.T.さん

──現在の主な業務は何ですか?スクリーンショット 2023-09-21 14.40.17

製品がJISの規格通りであるか、お客さまと取り交わした仕様書通りに製品ができあがっているか等の検査や確認する仕事をしています。製品に不具合が発生したと連絡を受けた際の対応も担当しています。

具体的には、状況確認のために営業担当者とともにお客さまを訪問します。訪問するタイミングが見つからない場合には、不良品を本社工場に送っていただいて確認します。その後、関係部署/関係者で原因の究明および改善策を検討し、報告書をお客さまに提出します。

このほか、品質管理システム(QMS)の統括管理責任者も兼務しています。製品のみならず、当社の仕組みや書類保管などがQMSに則っているかどうか、内部監査を実施して社員に認識してもらっています。また、外部審査を受けた際に外部審査機関より指摘を受けた点については、社内で対応を検討し、改めて報告をしています。

──これまでで一番嬉しかったことは何ですか?

不良品に対するお客さまからの厳しいご意見を元に、関係部署/関係者と協力して改善策を練り、その後、納入した製品に対してお客さまから「良くなったね」とのお言葉をいただいたとき、とても嬉しかったですね。

──これまでで一番苦労したことは何ですか?

クロムフリーのトップコートの導入直後のことですが、上手く品質の確保がいかなかった時期があり、工場全員で補修や改善に向けての作業したことです。

──業務を行うなかで心がけていることは何ですか?

当然のことですが、お客さまに喜んでいただける製品を造るために、品質維持・向上を常に意識しています。

──製品をご使用いただいているお客さまに一言お願いします。

使用していただいて、とても有難く思います。何かありましたら誠心誠意対応させていただきますので、連絡・相談していただければと思います。

製造部/シフト長 K.Y.さん

──現在の主な業務は何ですか?菊地さん

メインの業務は、造管ラインに配属されたメンバーの育成です。また、現場作業を作業効率向上させる為に、作業標準書の作成と改訂も行っています。

──これまでで一番嬉しかったことは何ですか?

製造業務のほか、設備の故障に対応して修理に携わる事で得た知識をDIYで応用して、自宅のちょっとしたリフォームを行った際に、子供たちに「お父さんすごいね」と言われた事ですね。

──これまでで一番苦労したことは何ですか?

人財育成過程で、その人に合った教育のやり方や言葉遣いがあり、毎日の作業と並行して行うこともあって常に変化を要求されるので、難しさを痛感しています。

──業務を行うなかで心がけていることは何ですか?

現場メンバーの作業負担を軽減する為に、ちょっとした改善などの配慮を常に心がけています。作業の合間には仕事以外の話題も会話に盛り込み、メリハリを付けて楽しく作業する環境を作る事も意識していますね。

──製品をご使用いただいているお客さまに一言お願いします。

仕様に合った製品作りを日々続けてまいります。以前にクレームのあったお客様へ出向く機会が有って、直接お客様からの意見や苦情を頂戴しました。そんな意見や苦情に真摯に向き合い、少しずつでも改善していって、よりお客様の要望に沿った製品作りに邁進したいと思います。

まとめ

今回は、メッキパイプ製造に関わるメンバーのインタビューをお届けしました。業務への向き合い方や、お客さまへの思いを感じていただけましたら幸いです。

当社の”メッキパイプ”についてさらに詳しく知りたい方は、以下のページから製品カタログがダウンロードできますので、ぜひご活用ください。

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最後までお読みいただき感謝申し上げます。これからもお客さまの為になるお役立ち情報を積極的に発信して参りますので、引き続き宜しくお願い申し上げます。ありがとうございました。


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