2020.11.18

へぇ〜、OKRの一環なんだ。月イチのプロジェクト発表会の効果は？？！

お世話になっております。大和鋼管の杉本です。

近年IoTやAIなどが急速に進歩し、普及/活用が進んでいく中、新型コロナウィルスの影響で、一気にアナログ作業からデジタル化へ切り替えている企業さまも多いかと思います。

一方で、私たちが今まで人の手でやっていたことも機械やソフトウェアなどで自動化され、一人ひとりの仕事への遣り甲斐や生き甲斐を感じるのが難しくなってきた時代になってきている様にも感じます。

当社はそんな環境でも社員一人ひとりがハツラツと活躍し、仕事と人生に遣り甲斐と生き甲斐を見出して行く取組みを進めています。

具体的には部門部署で行う通常業務に加えてプロジェクトチームを発足し、他の社員と触れ合う機会を増やす事で、社員が一つの会社としての全体性への感性を高める事で、更に有能さを発揮する取組みを始めています。

今回は当社の取組みの一つで代表的な、プロジェクト発表会についてご紹介させて頂きます。

[JP][Blog]お役立ちブログ201118

ん、何故にプロジェクト発表会？？ (・・?

当社はOKR(Objective and Key Results)という4半期毎に全社/部門･部署/プロジェクトで、当初50％の自信度の目標/3つの結果指標を設定し、週次でチェックする経営管理の手法を採用しています。(参考サイト：https://biz.trans-suite.jp/11378)

プロジェクト発表会とは、前述のOKRの取組みの一環として、当社で1ヶ月に一度、各プロジェクトチームメンバーが全社員へどんな取組みをしているのかざっくばらんに情報共有する報告会なります。

従来OKRの発祥の地であるシリコンバレーでは、毎週金曜日の午後に各部門･部署がプロジェクトの発表を行って、他部門・部署の取組みへの理解を深め、全体性への感性を磨く事がOKRの仕組みに含まれています。

しかし私たちは長い歴史のある製造業なので、部門・部署の業務は毎週月曜日に行われるミーティングで十分伝わっており、部門・部署横断で行うプロジェクトに関しては毎週だと負担が大きいので、先ずは月に一度プロジェクト発表会を行ってみようという事になった訳です。

一方ちょうど社員からも各プロジェクトでどんな取組みをしているのかわからない、プロジェクト紹介のみで社員同士のコミュニケーションが一方的になっているという声があり、双方のコミュニケーションの場としてプロジェクト発表会は好都合の場となりました。

具体的には毎月最終週の金曜日にプロジェクト発表会を実施し、全7拠点（仙台/東京/名古屋/大阪/福岡/本社/関西物流・加工センター）がZoomに参加し、ウェビナー形式で発表と質疑応答を行い、励まし合っています。

[JP][Blog]PJ発表会201118

この取組みをはじめたことにより、社員間にプロジェクトの内容を切掛に今迄になかったコミュニケーションが生まれ、お互いに励まし合いお互いに頑張るといった雰囲気や、新しい取組みへの興味が高まったり抵抗が減ったりする事で、ハツラツとした職場環境が増えてきました。

当社では現在全部で9つのプロジェクトチームがあり、製品・サービスの開発や、業務やルール等の仕組みづくり、COVID-19対策等、様々な取組みが行われています。

プロジェクト毎にそれぞれ⽬的は異なりますが、若⼿もベテランも、役員も混然一体に成って、設定されたプロジェクト目標の達成に日々取組んでいます。

私も現在プロジェクトメンバーとして1つのプロジェクトに参加していますが、部門/部署や年齢を跨いで製造技能職員・事務職員・営業部員や更には海外の拠点メンバー等、多くの社員と一緒に仕事をすることで貴重な経験と多くの学びを得ています。

新型コロナウィルスによって多くの企業でデジタル化が進み、今年1年間で働き方や営業スタイル等大きく変わりました。

急激な環境の変化にも対応すべく当社では様々なプロジェクトを結成し、OKRという仕組みを回す事で、より社員が遣り甲斐と生き甲斐を感じられる職場環境を目指しています。

今回はプロジェクト発表会についてご紹介致しましたが、他にも様々なことに取組み、日々社員一人ひとりが更に有能さを発揮し、変化し続ける環境に適応できる考え方や感性、スキルを磨いて行きたいと考えています。

自社ではこんな取組み/工夫をしています等のお話や事例、また何か職場環境の改善に関するお悩みやご相談がございましたら、下記お問合せフォームよりお気軽にご連絡ください。