その"トップコート"は大丈夫?!大和鋼管がお届けするパイプの"一次防錆”と"美観"の持続性を屋外暴露試験で検証。

メッキパイプは、外観が美しく塗装を施さずにそのまま使用されるケースが多いため、その表面に施される一次防錆は、製品の耐久性に直結する防錆性能のみならず、印象や意匠性を左右する美観も極めて重要です。

しかし、メッキパイプの表面に一次防錆として施される"トップコート"は、透明な薄い被膜であり肉眼では確認し辛く、「どの程度白サビを防げるのか?」はわかり辛いのが現実です。

そこで今回は、我々の主力製品である"ポストジンク 48.6x2.4x500mm"の"単管パイプ"を用いて、当社の"トップコート"の一次防錆性能について検証を行った結果をご紹介します。

皆さまがパイプを購入される際の判断にご活用いただければ幸いです。

大和鋼管の"トップコート"とは

[JP][Blog]PZPPZ断面図
当社が採用している"トップコート"は、有害な"六価クロム"を含まない環境に優しい"樹脂コーティング"であり、水分や湿気からパイプ表面を保護して白サビ発生を防ぐ"一次防錆"の効果を発揮します。

さらに、当社の"トップコート"は、パイプ本来の美しい銀白色の輝きを損なうことなく維持できるため、人や地球環境への配慮と優れた美観・防錆性能を同時に実現しています。

当社の"トップコート"についてさらに詳しく知りたい方は、以下のブログを参考にしてください。

[JP]亜鉛メッキ技術とトップコートキービジュ

大和鋼管ブログ:サビに強いメッキパイプ!当社独自の亜鉛メッキ技術とトップコートの秘密

"トップコート"の効果を確かめる比較検証の内容

今回の検証では、実際の屋外での保管環境における"トップコート"の一時防錆効果を確かめるため、以下の条件で検証を行いました。

検証対象

ポストジンク48.6x2.4x500mm

サンプルの状態

"トップコート有り"の製品、"トップコート無し"の製品の2種類を用意

設置方法

1本のサンプルと3本結束の各サンプルを作成し設置

検証場所

当社の屋外暴露試験片置き場

検証期間

検証開始日から、検証3日後、検証1週間後と経過を観察し、"トップコート有り"、"トップコート無し"のサンプルの外観状態を比較

検証開始時の状態

1本のサンプル:①トップコート有り②トップコート無し スクリーンショット 2026-05-29 9.37.12

 

3本結束のサンプル:①トップコート有り②トップコート無し

スクリーンショット 2026-05-29 10.50.06

 

 

"トップコート"の有無による検証結果

屋外暴露検証の結果、"トップコート"の有無によって"白サビ"の発生に明確な違いが現れました。

検証3日後の状態

1本のサンプル

1本のサンプル:①トップコート有り②トップコート無し 

3日目編集画像1本

 

3本結束のサンプル

3本結束のサンプル:①トップコート有り②トップコート無し

B.3日目編集画像3本

 

検証3日後に1本のサンプルには、外観に大きな変化は見られませんでしたが、3本結束のサンプルの外観は、拡大した写真でし比較して見ると、検証開始から3日後の段階でトップコートなしの3本結束のサンプルには、ハッキリと"白サビ"が確認出来ます。

スクリーンショット 2026-05-29 11.48.27

3本結束のサンプルに早く"白サビ"が発生した要因は、パイプ同士が密着していることで、雨水や結露などの水分がパイプ表面上に滞留しやすいため白サビの発生が早まったと考えられます。

検証1週間後

1本のサンプル

1本のサンプル:①トップコート有り②トップコート無し 

1本編集

 

3本結束のサンプル

3本結束のサンプル:①トップコート有り②トップコート無

3本1週間変種

 

さらに検証開始から一週間が経過した時点で、"トップコート無し"の1本のサンプルにも"白サビ"の発生が確認されました。

以下は、"白サビ"を確認し易くするために別の角度から撮影した比較写真です。

別角度編集

一方で、"トップコート有り"のサンプルは、1本の場合も3本結束の場合も"白サビ"の発生は見られず、 検証開始時と変わらない光沢を保ったままの状態を維持しており、当社の"トップコート"の一時防錆性能を確認することができました。

白サビが出たパイプは大丈夫?

白さびパイプ

万が一"メッキパイプ"の表面に"白サビ"が発生してしまったとしても、実はすぐに内部の鉄が腐食するわけではありません。

"白サビ"は、表面の亜鉛が鉄の代わりに酸化してできた保護皮膜であり、内部の鉄を腐食から守る働きをしています。

そのため、"白サビ"が発生したパイプであっても、致命的な腐食である"赤サビ"が発生するまでには、使用する地域や亜鉛付着量によって異なりますが、通常数年〜十数年以上の長い時間がかかります。

製品自体の耐久性や強度には直ちに影響しませんので、その点はご安心ください。

当社のメッキパイプは全て"トップコート"付きです!

[JP]パイプ

当社は、お客さまがいつでも安心でき"為になり、役に立つ"品質の"メッキパイプ"をお届けすることを目指しておりますので、製造する"ポストジンク"および"パーフェクトポストジンク"には、全て"トップコート"が付与されています。

まとめ

今回は"トップコート"の重要性と屋外暴露による比較検証の結果について詳しくお伝えしました。

当社の製造・販売するメッキパイプである"ポストジンク"および"パーフェクトポストジンク"は、全て"トップコート"付きで、高い防錆性能のみならず美しい外観を兼ね備えています。

検討される方がいらっしゃいましたら、用途や要望に合わせた最適な製品をご提案いたしますので、以下のフォームよりいつでもご遠慮なく、お見積もりのご依頼やご相談をいただければ幸いです。新規CTA

最後まで読んでいただき感謝申し上げます。何かご質問や要望等があれば、何時でもご遠慮なくご連絡ください。引き続きよろしくお願いいたします。ありがとうございました。

執筆者紹介

秋山 佳之
秋山 佳之
"品質管理責任者"として企業の品質戦略を担う、勤続8年目の大和鋼管工業(株)企画部品質保証社員。農学部卒の専門知識と前部署品質管理部での現場経験を基に、環境マネジメントと持続可能なモノづくりに関する情報を発信。環境法令遵守やサステナブルなサプライチェーン構築に役立つ、実務的な知見を提供。

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