2026年は年明けから毎月台風が発生するという、異例の事態となっています。
気象庁の統計が始まった1951年以降で見ても、このように毎月台風が記録されるのは1965年、2015年に続く史上3例目の珍しいケースです。
そして7月初旬には、台風9号と10号が立て続けに発生する等、例年以上に警戒が必要な状況が続いています。
台風による従業員への危険や、社屋・設備への被害を最小限に抑えるためには、事前の備えが極めて重要です。
しかし、「対策の重要性は理解していても、具体的にまず何をすればいいのか分からない」という方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、企業における台風対策の重要性を改めて整理した上で、私たち大和鋼管が実践している具体的な対策例をご紹介します。
ぜひご一読いただき、皆さまの防災計画の一助となれば幸いです。
なぜ事前の台風対策が必要なのか?
![[JP]台風](https://www.daiwast.co.jp/hs-fs/hubfs/images/blog/%5BJP%5D%E5%8F%B0%E9%A2%A8.jpg?width=500&height=375&name=%5BJP%5D%E5%8F%B0%E9%A2%A8.jpg)
台風は地震とは異なり、気象情報によって「いつ、どの程度の規模で接近するか」をある程度予測できる災害です。
だからこそ、事前の対策の有無が被害の大きさを左右します。
対策を怠った場合、"物的被害"、"人的被害"、"営業停止のリスク"といった様々なリスクが生じる可能性があります。
物的被害
強風によって屋外の資材が飛散し、自社/他社の社屋や設備、窓ガラス等が破損するリスクがあります。
大雨による浸水被害も深刻であり、機械や電気設備の故障のほか、重要書類や精密機器が水没して業務データが喪失するおそれも考えられます。
人的被害
強風に煽られての転倒や、飛散物の衝突による負傷のリスクがあります。
また道路の冠水で車が水没したり、公共交通機関が麻痺したりする事で、従業員が帰宅困難に陥るといった事態も考えられます。
営業停止のリスク
設備の破損に伴う長期的な操業停止のほか、営業できない事で社会的信用が失墜する可能性があります。
自社に直接的な被害がなくても、仕入れ先の被災や道路網の寸断によるサプライチェーンの断絶、停電/通信障害といったインフラ停止によって、事業継続が困難になるリスクも存在します。
大和鋼管が実践する台風対策例
前述のようなリスクの発生を防ぐ為、私たち大和鋼管工業でもできる限りの事前対策を行っています。
重量物の固定
![[JP]自販機前固定](https://www.daiwast.co.jp/hs-fs/hubfs/images/blog/%5BJP%5D%E8%87%AA%E8%B2%A9%E6%A9%9F%E5%89%8D%E5%9B%BA%E5%AE%9A.png?width=500&height=375&name=%5BJP%5D%E8%87%AA%E8%B2%A9%E6%A9%9F%E5%89%8D%E5%9B%BA%E5%AE%9A.png)
屋外に設置されている設備や備品、資材等は、強風によって凶器へと変わる危険性があります。
ベンチや自動販売機といった重量物は、ロープ等を用いて周囲の構造物へシッカリと強固に固定します。
軽量物の屋内格納
![[JP]備品格納](https://www.daiwast.co.jp/hs-fs/hubfs/images/blog/%5BJP%5D%E5%82%99%E5%93%81%E6%A0%BC%E7%B4%8D.png?width=500&height=375&name=%5BJP%5D%E5%82%99%E5%93%81%E6%A0%BC%E7%B4%8D.png)
屋外のゴミ箱・カラーコーン・看板・工具類のように、比較的軽量で移動させやすいものは屋内へ一時的に避難させます。
「これくらいなら大丈夫だろう」という油断は、思わぬ事故につながる為、軽量物だったとしても注意が必要です。
シャッターの閉鎖
![[JP]倉庫シャッター](https://www.daiwast.co.jp/hs-fs/hubfs/images/blog/%5BJP%5D%E5%80%89%E5%BA%AB%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%BF%E3%83%BC.png?width=500&height=282&name=%5BJP%5D%E5%80%89%E5%BA%AB%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%BF%E3%83%BC.png)
どれだけ頑丈なシャッターであっても、猛烈な風圧にさらされたり、飛来物が衝突したりすれば破損するおそれがあります。
当社では、台風接近時はすべてのシャッターを確実に閉鎖し、建物内部への風雨の侵入と二次被害を防いでいます。
従業員の安全確保

ハード面の対策と同時に欠かせないのが、従業員の命を守るソフト面の備えです。
当社では、過去の降雪時等において、状況に応じた早期帰宅指示やテレワークへの切り替えを柔軟に行ってきました。
台風接近時においても、これまでの経験を活かし、各部署や個人の状況に合わせた迅速な判断体制を整えています。
また、災害発生時に速やかに従業員の安全を確認できるよう、安否確認用の連絡網を整備しています。
こうした連絡網は主に地震対策として運用しているものですが、台風等の広域災害時にも迅速に機能するように体制を維持しています。
まとめ
今回は、私たち大和鋼管が実践する台風対策についてお伝えしました。
台風対策で重要なのは、「まだ大丈夫」と思える段階から”今できる対策”へ動き出す事です。
今回ご紹介した当社の取り組みは、どれも特別な技術は不要で、すぐに実践できるものばかりです。
「何から手をつければいいか迷う」という場合は、まずは敷地内の見回りをして、風で飛びそうなものをリストアップする事から始めてみてはいかがでしょうか?
ブログに関するご意見やご感想、ご質問やリクエスト等がございましたら、以下のページからぜひお寄せいただければ幸いです。
最後までお読みいただき感謝申し上げます。引き続き宜しくお願い申し上げます。ありがとうございました。
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