2019年以降、働き方改革関連法が順次施行された事により、有給休暇取得日数が増加し残業時間短縮される等、労働環境が改善され働きやすい社会に変化してきています。
一方で自動車運転業とも呼ばれる物流業に於いては、2024年から年間時間外労働時間の上限規制が設けられることによって、"物流業者の売上/利益減少"や"ドライバーの収入減少"などの懸念があり、労働力不足に拍車がかかる多方面に影響を及ぼす"物流業界の2024年問題"が発生する恐れがあるとされています。
現在私たちは、この"物流業界の2024年問題"について調査しながら具体的な対策を検討している段階ですが、製品の輸送に関わる手配や対応に関して、今まで以上の時間やコストが掛かる可能性が大いに高いと見込んでいます。
そしてこれまで調査の結果から、"物流業界の2024年問題"への対策の一つとして、私たちのハイテン鋼管の取り組みや全国的な物流・販売網の活用が有効である事も明確になってきました。
そこで今回は私たち製造メーカーの視点で、単管パイプに於ける"物流業界の2024年問題"に備えたご提案を紹介させて頂きます
物流業界の2024年問題とは?
この法施行では、
- 物流業者の売上及び利益が減少する可能性がある。
- 労働時間の減少によりドライバーの収入が減少する可能性がある。
- 荷主の経済的負担や業務的負担が増大する可能性がある。
これらの問題を解決するためには、国・物流業者・荷主が一丸となって総合的に対策を講じていくことが必要だとされています。その中でも製造メーカーとしてできるのは如何に製品を効率良くお客さまにお届けするのかであり、その点について今回は我々なりに考えてみたので下記にご提案させて頂きます。
ご提案①スーパーライト700の採用でトラック台数の削減
最初にご提案する内容は、輸送に必要な車両台数を削減する事で、納期やコストの増加を軽減する事です。
私たちの軽量単管パイプ"スーパーライト700"を使用することで25%
トラックで単管パイプを輸送すると想定した場合、10t車1台で運べる4mの従来の単管パイプの本数は900本で、3,
過去のブログでは、私たちの軽量単管パイプ"スーパーライト700"を使用した場合、従来の単管パイプと比べて運送コストをどのくらい削減することができるのかについて、具体的なトラックの台数や保有数量を一定としたモデルケースに基づいて数値を用いて”Total Cost of Ownership”=”TCO”の観点からご紹介した記事がありますので、ご興味があれば以下のリンクより参考にしてください。
リンク:大和鋼管ブログ_スーパーライトで運送コストを軽減?!インフレに打ち勝つTCOの取組について。
ご提案②当社在庫倉庫/在庫している販売店の活用
続いてご提案する内容は、より皆さまの所在地に近い当社在庫倉庫や、私たちの製品を在庫している販売店さまをご活用して頂き、単管パイプの輸送を効率的に行う事です。
より一台当たりの積載効率を上げたり、より積載重量の大きな車両で一括で運ぶことにより、少しでも少ない人員で効率良く単管パイプを輸送する事を可能にする訳です。
皆さまの所在地に近い当社在庫倉庫や、私たちの製品を在庫している販売店をご紹介する事も可能ですので、ご興味のある方は以下のお問合せフォームより気軽にご相談ください。
また下記に各担当営業所の在庫倉庫マップを掲載しておりますので、是非ご参考いただければ幸いです。但し一部地域によって対応が難しい場合もございますので、詳しくは当方もしくは各担当営業所へご連絡ください。
まとめ
今回は私たち製造メーカーの視点で、単管パイプに於ける"物流業界の2024年問題"に備えた”スーパーライト700”と当社の物流・販売網を活用したご提案を紹介させて頂きました。
"物流業界の2024年問題"に関しては、今後も関係している物流業者さまに確認しながら調査を続けて参ります。その上で皆様にお役立ちとしてご紹介できる内容がありましたら、随時ご案内したいと考えています。
私たちの”スーパーライト700”の見積もりが欲しい場合には、以下のフォームより気軽にお問合せください。
これからも更に読者のみなさま一人ひとりに一つでも多くの”為になるお役立ち”を実現して参りたいと思います。引続き宜しくお願い申し上げます。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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