インフレと円安傾向が続く一方でロシア/ウクライナ情勢では未だ終息の兆しが見えず、先行きの不透明感がまだまだ払拭できない中、05月04日のEU欧州連合に続いて05月08日には主要7ケ国G7でも、ロシア産原油の輸入を段階的に禁止する方針を発表しました。これらによって今後、私たちの生活に具体的にどの様な影響が出るのかが非常に気になるところです。
特に物流業界においてのガソリン価格高騰は、近年のネット通販拡大に伴う荷物量増加や高齢化によるドライバー不足とともに大きな社会問題となっており、必然的に輸送費用の上昇に繋がる事が想定されます。
その様な状況を踏まえると、働き手一人ひとりが人手不足の状況下においても安全/安心/健康に作業ができる環境づくりと、コスト削減による収益確保を両立させる取組みがとても重要になってくると私たちは考えております。
そこで今回は、皆さまにとっても如何に運送コスト削減していくかが目の前にある重要課題のひとつであると認識した上で、軽量単管パイプ”スーパーライト700”を活用した運送コスト削減について、私たちの見解と提案をご紹介させていただければと思います。
軽量単管パイプ”スーパーライト700”について
今までお伝えしたきたとおり”スーパーライト700”は、従来のSTK500という鋼材で製造された単管パイプに比べて引張り強さが40%
25%軽量化を具体的な例を挙げてお話しさせていただくと、従来の単管パイプは4m1本で10.9kgの重さがあり3本で32.7kgになりますが、軽量単管パイプ”スーパーライト7
更に軽量単管パイプ”スーパーライト700”について詳しく知りたい方は、下記製品ページにてご説明しておりますので、ご参考いただければ幸いです。
軽量単管パイプ”スーパーライト700”で運送コストを削減!
運送コストに注目した場合、軽量単管パイプ”スーパーライト700”を使用することで25%
トラック台数の削減
トラックで輸送することを想定した場合、10t車1台で運べる4mの従来の単管パイプの本数は900本で、3,
トラック台数削減に伴う運送コストの削減
以下では1,465,200mの単管パイプを保有している場合をモデルケースとして、年間の運送コストをザックリと試算してみましたのでご参照ください。
- モデルケース
単管パイプの保有量 = 1,465,200m (従来管4,000t相当)
単管パイプの年間回転数 = 4.5回転
10t車による運送費 = 35,000円
上記のモデルケースの場合、従来の単管パイプは年間で運送費が6,300万円かかります。
- 従来の単管パイプ(48.6㎜ × 2.4㎜)の場合
1,465,200m × 2.73kg ÷ 10,000kg = 400台
400台 × 4.5回転 = 1,800台
1,800台 × 35,000円 = 6,300万円
一方で保有する全ての単管パイプが”スーパーライト700”に置き換わったと想定した場合、従来の単管パイプに比べ25%軽量化されているので、同条件での計算では運送費=4,725万円となります。
- 軽量単管パイプ”スーパーライト700”(48.6㎜ × 1.8㎜)の場合
1,465,200m × 2.73 × 0.75 ÷ 10,000kg = 300台
300台 × 4.5回転 = 1,350台
1,350台 × 35,000円 = 4,725万円
この結果を踏まえると、従来材と比べ軽量単管パイプ”スーパーライト700”へ置き換えることで、年間1,575万円の運送コストを削減できます。つまり、単管パイプの25%軽量化により運送コストも25%削減することが可能です。
まとめ
今回は軽量単管パイプ”スーパーライト7
従来材から軽量単管パイプ”スーパーライト7
鋼材価格についてはこれ迄は主原料コストを要因として値上げが行われてきましたが、加えて副原料やエネルギーコストの上昇に伴い物流費や電気代等の諸コストの上昇も含めた対応が問われる新たな段階に入っており、今後も当面この状況は続くのではないかと私たちは考えております。
前回のブログでご紹介しました”作業効率の改善”に続き、今回は”運送コスト削減”についてご提案させていただきましたが、私たちは更に”総保有コスト”、つまり”Total Cost of Ownership”=”TCO”の観点から、皆さまの為になり役に立つ情報の発信を心掛けて参りたいと考えています。”TCO”についてご興味のある方や、詳しくお知りになりたい方は以下よりダウンロードをお願いいたします。
また更に”スーパーライト7
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