2025.07.31

単管パイプの"端材"で"ペン立て"?!誰でも簡単に作れてエコな"DIY"を詳しく解説。

"単管パイプ”で”DIY"を行った際に、中途半端な長さの"端材"が発生してしまった方の中には、「せっかくなら余った"端材"をゴミとして捨てるのではなく、別のDIYの材料として活用してみよう」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで今回は、"単管パイプ"の"端材"を活用した"DIY"で"ペン立て"を製作しましたので、必要な材料及び道具から、作り方の全工程を詳しくお伝えします。

作り方はとても簡単なので、夏休みにお子様と一緒に作るのもオススメですので、是非皆さんの”DIY"の参考にしていただければ幸いです。

 

"単管パイプ"の"端材"とは

"単管パイプ"の"端材"とは、"単管パイプ"を切断した後に残る"切れ端"の事です。

市販の"単管パイプ"は決まった長さで販売されている事が多い為、自分で必要なサイズにカットするケースが少なくなく、その際には不本意にも"端材"が発生してしまう訳です。

しかし、"端材"といっても、強度のしっかりした"単管パイプ"である事には変わりありませんので、「ただ捨てるのはもったいない」とお考えの方もいらっしゃるかと思います。

そこで私たちは、余った"端材"を実用的なアイテムに生まれ変わらせるDIYアイデアを以前からブログでご紹介させていただいてきました。
関連ブログ:"単管パイプ"の"端材"でDIY?!工夫次第で新たな価値を産む切れ端活用のアイデアをご紹介。

今回は、お伝えしたとおり”ペン立て"を実際に製作しましたので、早速実際にどうやって作っていくのか、事前準備と作業工程を解説していければと思います。

[JP]pentate1

事前準備

必要な材料・道具類を揃える

先ずは必要な材料と道具・工具を揃えます。今回私たちが用意した材料は、とてもシンプルに以下のとおりです。

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名称 個数 1点あたりの参考価格
塩ビ板 厚さ5mm
(60mm x 60mm)
1個 端材利用

単管パイプ(SL700)
外径48.6mm /長さ100mm

1個 端材利用

今回”ペン立て"のボディ部分には、軽量単管パイプ"スーパーライト700 (SL700)"の"端材"を活用しています。

スーパーライト700資料

"スーパーライト700"は、当社と日本製鉄株式会社が共同開発した"軽量単管パイプ"で、DIYパーツとしても人気です。身近なホームセンターやECサイトでご購入いただけます。

必要な道具/工具

今回のDIY作業で使用した道具は以下の通りです。

名称 個数 1点あたりの参考価格
パイプカッター 1個 4,000円
メジャー 1個 750円
ヤスリ 1個 1,000円
3M超強力接着剤 スーパー多用途 1個 650円

作業工程

準備が整ったら、いよいよ製作に入ります。作業の流れや注意点を詳しく解説していきます。

パイプの長さを測る

"ペン立て"に丁度良いサイズかどうかを確かめる為、まずは用意した"端材"の長さを計測します。

"ペン立て"のボディ部分は、だいたい10cm程度がオススメです。ボディ部分が長すぎればペンが取り出しづらいですし、逆に短すぎるとペンが立たずに倒れてしまうからです。

パイプを切断

今回は用意した"端材"が少し長かったので、"パイプカッター"を用いて丁度良いサイズに切断しました。

"パイプカッター"の使い方については、以下の動画をご参照ください。実際に"端材"を切断する際は、安全に十分お気をつけください。

【単管パイプ DIY】単管パイプ 〜パイプカッターの使い方〜

バリ取り

[JP][Blog]バリ取り

"パイプカッター"の切断面はギザギザした"バリ"がある為、ヤスリを使って表面を綺麗にならしていきます。"バリ"が取れる事で安定性が増し、接着剤を塗った時の密着度も増せる訳です。

パイプの端面に接着剤を塗る

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"端材"の端面を綺麗にならしたら、接着剤を塗ります。今回使用している接着剤は、以下のブログで紹介している"3M Scotch 超強力接着剤 スーパー多用途"です。

こちらの記事では、接着剤が"単管パイプ"に使えるのかどうかを様々な製品で検証していますので、ぜひ併せてご覧ください。
 ブログ:”単管パイプでDIY”に”接着剤”はどこまで使える?!その強度を実験で徹底的に比較・検証。

パイプと塩ビ板を接着する

[JP]pentate-3

接着剤を塗った"端材"を塩ビ板にくっつけます。大きく位置がズレないように注意しましょう。

また意匠性をより高めたい場合は、"端材"の断面サイズに合わせて塩ビ板を、アクリルカッター等で丸等の別の形状にカットするのもオススメです。

24時間ほど乾かす

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接着剤が乾くまで、この状態で24時間ほど置きます。うっかり触れて倒したりしないような場所で乾かしましょう。

完成!

接着剤が乾いたら、"ペン立て"の完成です!

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製作者の感想

[JP]おじさんMさん:
作業は工数も少ないので、どなたでも気軽にトライできる”DIY”だと思いました。子供たちの夏休みの工作にも良さそうですね。

 

 

[JP]男性Tさん:
とても簡単に作る事ができました。"切断面を垂直にする事"と、"バリ"を丁寧に取り除く事”が美しく仕上げるコツだと思いました。

 

 

製作した"ペン立て"を同じ職場の方に使っていただき、感想を伺ってみました。

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[JP]作業員Uさん:
デスクの上に置いて使ってみました。"単管パイプ"ですから頑丈ですし、サイズも丁度いいですね。シンプルで安定した使い心地です。

 

まとめ

今回は、"単管パイプ"の余った"端材"を活用して"ペン立て"をDIYで作成する様子をお届けしました。

作り方はとてもシンプルなので、お子さまともご一緒にお作りいただけます。当ブログを参考にしていただき、安全には十分注意しながら、”DIY”をお楽しみください!

また、私たちは"単管パイプ"の"端材"を活用した"DIY"として、"シューズラック兼ステップ台"も製作しています。ぜひこちらも併せてご覧ください。
関連ブログ:単管パイプの"端材"でDIY?!"シューズラック兼ステップ台"の作り方を詳しく解説。

記事内でご紹介した軽量単管パイプ"スーパーライト700"についてさらに詳しく知りたい方は、以下のページから製品カタログがダウンロードできますので、ぜひご活用ください。

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当社では、皆様の"為になるお役立ち"に繋がる情報発信を行っております。"単管パイプ"を使った"DIY"について、何かご質問やご相談等がございましたら、以下のページからお気軽にお問い合わせください。

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最後までお読みいただき心より感謝申し上げます。今後ともよろしくお願いいたします。ありがとうございました。


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