未だ世界全体ではコロナ禍の解消は道半ばですが、ワクチン接種が進み集団免疫を獲得し先進国を中心にウィズコロナへの動きが加速しています。一方で米中の分断が続く中で変異株の影響による東南アジア諸国の経済活動に急速なブレーキが掛かった影響もあり、世界各国で需給バランスやサプライチェーンの目詰まりが起き、特に原油価格の高騰が原因で様々な影響がでています。
中でもガソリン価格は高騰が続いており、日本に於ける1年前の2020年10月のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格が134.2円に対し、2021年10月18日時点でのレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は164.6円と22.7%上昇し、およそ7年ぶりの高値になっています。
そのような背景を踏まえて今回は、原油価格の高騰による今後の影響および当社主力製品の軽量単管パイプ”スーパーライト700”による運送効率向上についてご紹介させていただきます。
原油価格高騰の背景と今後の影響は?
原油価格がここまで上昇してきている理由は、OPEC加盟国と非加盟国のロシアやメキシコなどで構成する”OPECプラス”に於いてコロナ禍である昨年から大規模な協調減産を続けており、足元の増産要請に応えない方針を示した為で、その影響は今後も継続すると想定されており、原油の先物価格の高騰にも色濃く現れています。
原油価格の高騰の影響を受け、日本航空と全日本空輸でも燃料価格の上昇分を転嫁する燃油サーチャージが上昇しており、日本発の旅客便で300~7,700円だったものが、10/11月発券分は600~1万1,600円になる見込みです。
さらに10月の燃料相場が反映される来年02月の発券分は、より一層値上げをする可能性も出てきています。現状燃油サーチャージの上昇は陸運業界では行われていませんが、今後上昇する可能性が考えられます。
スーパーライト700のご提案
このような状況下で当社の主力製品の軽量単管パイプ”スーパーライト700”が輸送コストの削減という面で皆さまにお役立ちできるのではないかと私たちは考えております。
”スーパーライト700”は、当社と日本製鉄株式会社が共同開発し”軽量”且つ"強靭”という鋼管の特性としては相反する要素を見事に両立させて実現した軽量単管パイプです。
鋼管の厚みはわずか1.8㎜で従来の2.4㎜よりも25%少なく、従来の単管パイプであるSTK500と比べ約25%の軽量化を実現したことにより、輸送コストおよび運搬時の燃料使用量の削減を可能にします。
【例】単管パイプ4mを3,600本運ぶ場合の比較
運搬時の燃料使用料の削減
”スーパーライト700”について詳しく知りたいという方は、下記ダウンロードフォームをご活用ください。
お近くの在庫倉庫のご活用で運送効率向上!!
皆さまの所在地に近い当社在庫倉庫にて直接お引取りをいただくことも原則可能です。下記に各担当営業所の在庫倉庫マップを掲載しておりますので、是非ご参考いただければ幸いです。但し一部地域によって対応が難しい場合もございますので、詳しくは当方もしくは各担当営業所へご連絡ください。
リンク:各拠点の情報について
各担当営業所の在庫倉庫マップ
まとめ
今回は原油価格の高騰による今後の運送への影響および当社主力製品の軽量単管パイプ”スーパーライト700”による運送効率向上についてご紹介いたしました。
”スーパーライト700”の軽量化によって輸送トラックや燃料使用料の削減のみならず、お近くの当社在庫倉庫をご活用いただくことで、ムリ/ムダ/ムラなく”必要な時に/必要なものを/必要な分だけ"お届けすることができ、皆さまへの為になるお役に立ちに繋がれば幸いに存じます。
もし足元で単管パイプが欲しいという方がいらっしゃいましたら、下記にお見積もりご相談フォームを用意いたしましたので、お気軽にご相談いただければ幸いです。
また、小口で「直ぐに◯本の単管パイプが必要で欲しい!!」という場合は、お近くのホームセンターやオンラインショップでもご購入が可能ですので、購入方法や納期については以下ブログ記事をご参考いただければ幸いです。
ブログ記事:単管パイプは何処で買う?ニーズに合った購入方法の選び方。
以上、よろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。
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