2020.10.28

なるほど、全員iPhone!! 大和流働き方改革に有効な一手。(^_^)v

お世話になっております。大和鋼管工業の杉本です。

近年日本は、少子高齢化による生産年齢人口の減少に伴って、育児や介護等の家庭と仕事の両方のニーズを満たす為に働き方が多様化しており、如何に企業として一人ひとりの状況に合わせて、意欲や有能さを発揮できる職場環境を作っていけるかが課題となっています。

これは業界に関わらずあらゆる企業に共通するチャレンジであり、既に働いている方々のみならず、これから働き始める新しい世代にとっては更に重要な事になってくると考えられます。

そこで今回は少しでも読者の皆さんの参考にならないかと思い、当社としての働き方改革やとその取組みについてご紹介できればと思います。

 

働き方改革ってどういう事?? (・・?

日本政府は働き方改革実現の為に、2019年4月1日から順次、労働基準法をはじめとするさまざまな関連法を改正する「働き方改革関連法」を施行しています。

その中でキーとなるのは、時間外労働の上限規制、年次有給休暇の時季指定、同一労働同一賃金という3つのポイントだと認識しています。(参考資料: 厚生労働省_「働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律」について))

  1. 時間外労働の上限規制
    臨時的特別な事情がなければ時間外労働の上限である原則月45時間、年360時間を超えてはいけないと定められています。

  2. 年次有給休暇の時季指定
    半年間継続して雇われている、全労働日の8割以上を出勤しているという条件を満たした労働者は、年10日年次有給休暇を付与されることになっており、この内の年5日間については使用者が労働者の希望を踏まえた上で時季を指定し、付与することが義務化されています。

  3. 同一労働同一賃金
    同一企業内における正社員と非正規社員の間の不合理な待遇の差をなくし、どのような雇用形態を選択していても待遇に納得して働き続けられる様にする事で、多様で柔軟な働き方を選択を可能にする「同一労働同一賃金」を目指しています。

そしてこの働き方改革の3つのポイントを纏めると、シッカリと働く時間を明確にし、休む時間も明確にし、同じ内容の仕事には同じ対価を支払う事を明確にする事で、人々が安心して柔軟に働ける環境を整備するという事だと理解できます。

そしてその為に私たちが取組む必要があるのが、如何に限られた時間の中でムリ/ムダ/ムラを減らし、価値を生み出す事に集中するかという事、つまり仕事の効率を上げる、生産性を上げるという事です。

働き方改革は全員iPhoneで!!! (^_^)v

私たちが働き方改革の一貫として仕事の効率/生産性を上げるうえで先ず注目したのは、如何に一般的なツールを使って意思疎通つまりコミュニケーションの効率を上げるかという点です。

具体的な取組みの一つとして、2014年から社員へiPhoneの支給を開始し、昨年2019年9月には現場社員含む全社180名の社員一人ひとりへ一台ずつ配布する事を実現しました。

皆が基本同じツールを使って仕事の中で意思疎通や情報共有を行うことで、コミュニケーションの効率を上げるだけでなく、ツール自体の使い方も一緒に効率良く学べると考えた訳です。。

また同じツールを使う事でセキュリティの確保や設定/運用/メンテナンス等の環境整備/維持の効率が上げれる事が見込めた事もポイントです。

そして最近ではこの全員iPhoneというインフラを活かし、ビデオ会議システムのZoomや以前にメルマガでご紹介したコミュニケーションツールであるBONX等を積極的に取入れ/試し/活用することで、何時どこに居てもお互いに意思疎通を取り易くする為の環境整備を推進しています。

そしてウィズコロナがやってきた。 (*_*;

更に新型コロナウイルスの拡大に伴い、リモートワークが余儀なくされる場面が昨今は多く発生しており、特に私たちの仲間の中でも都市部に住み活躍している営業の前線はその影響が大きいと認識しています。

私たちはこのような新たな勤務形態にも対応できるように、オンラインによる勤怠管理や経費精算、就業規則の改定等を週次で現場の意見を収集しながら行い、社員一人ひとりが安全/安心/健康にハツラツと働けるよう取組んでいますがここでも全員iPhoneというインフラは受皿として大活躍しています。

D.2020年1月22日本社工場撮影写真2020.01.24.00110-1

また当社の製造現場および事務所にもベトナムや中国、ドイツ出身の仲間が増えてきており、言語や文化の違いで意思疎通が課題になる場面も多々発生しています。

そこで私たちはiPhone上の翻訳アプリを活用し何時でも必要な時に必要な情報が随時言語を乗り越えて確認できる環境を整え、それぞれの現場で各々が働き易さを追求する事に日々取組んでいます。

ここでも全員iPhoneという環境が言語や文化の違いを乗り越えてツールの習熟/活用の両面で効果を発揮しており、生産性の向上を加速している訳です。

D.2020年1月15日本社工場撮影写真2020.01.21.00573
そしてこれらの取組みが10月22日発行の下野新聞「わが社の働き方改革」へ掲載されましたので、宜しければ是非ご確認下さい。

まとめ

冒頭でお話させて頂いた少子高齢化の課題に加え、新型コロナウイルス拡大も重なり、働き方の多様化は更に加速しながら進んでいます。

一方で、このような環境を好機と捉え、今までできていなかったテレワークやペーパーレス化などの職場環境の整備を実施することで、誰もがより働きやすい環境づくりが必然的に進むのではないかと思います。

そんな中でやはり鍵になるのは新たなツールの使い方の習得/活用です。当社の”全員iPhone”という発想が働き方改革をスムーズに進める隠れた原動力になっている事が少しでも皆さんの参考になれば幸いです。

今後ともお客さまと社員一人ひとりの「為になる」大和鋼管を目指し取組んで参りますので、何かお困りごとやご質問がありましたらお気軽にご連絡ください。宜しくお願い致します。ありがとうございました。

 

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