2020.05.19

”コロナでもっとDIY?”。大和鋼管の考えるアフターコロナ/ウィズコロナ”

COVID-19への対応として、一部の都道府県では、緊急事態宣言解除の動きが進んでいますが、特定の地域では、引続き外出自粛や休業要請が続きます。

この様に社会的活動には回復の兆しが見えますが、経済面では更に厳しい現実が来る可能性もあり、このピンチをチャンスに変える発想が必要ではないかと思います。

そこで今回、少しでも皆様のお役に立てる情報をと思い、3つのトピックをご紹介させていただければと思います。

アフターコロナは何時?それ迄の経済的なインパクトは?

まずCOVID-19で鉄鋼業界に本格的な逆風が吹くのは足元の4-6月ではなく、来期7-9月にと言われています。

その理由は日本製鉄の決算発表にもある通り、今後は製造業全体の「地産地消化」「⾃国産化」傾向が、コロナ影響で更に加速し「市場の分断」が進展し、国内鋼材需要約6千万t/年のうち3割程度を占める間接輸出の減少が更に加速すると予測されるからです。

ではそのインパクトはどれ位なのでしょうか?

正直誰も正確には予測できないと思いますが、上記同様に日本製鉄の決算資料を参考にすると、4-6月はリーマンショック時水準を基準に60%程度の稼働率を見込み、回復時期は不透明だとしています。

 参考文献: 2019年度決算資料説明会(参照:2019年度決算資料説明会_日本製鉄株式会社2020年5月8日)

つまり、まだまだアフターコロナの時期も、それ迄/その後の状況もとても不透明だという事だと思います。

一方で、輸出/輸入の両面での活動レベルは明らかに下がり、我々は日本国内の需要に合わせた適正規模操業で効率を上げて行く事が問われるのだと思われます。

ウィズコロナってどういうこと?どこにチャンスが?

私たちはCOVID-19の影響が完全に収まる前から経済活動を再開する為には、「コロナとどう共存して行くのか?」を足元で想定しなければなりません。それがウィズコロナということだと我々は考えています。

そこで鍵になるのは、やはり三密の回避だと考えます。

テレワークやリモート対応等のバーチャルの取組が増えると共に、リアルな事には全て人と人が距離を取るソーシャルディスタンスの発想が必須となってきます。

その様な状況を考えると、家で快適に仕事をする取組や地方/地域への回帰は間違いなく進むのだと思いますし、仕事場は常に人数を減らし距離を取る環境整備が進みます。

その場合、地方の住宅自体や建替え/改装のニーズ、都市部でのオフィスの仕様の変更等は盛上がり、意外と建材需要は増えると考えます。

是非、そんな未来を皆様と一緒に創って行ければ幸いです。

コロナでもっとDIY?

このような環境下で我々が注目しているのは、多くの人との接触を避けながら、家で経済的に時間を過ごすDIYです。

当社の販売もやはりホームセンター向けは、昨年5月の稼働日あたりの出荷量と比較し10%増と旺盛でした。

一方で、慣れないDIYに悪戦苦闘される方も多いかもしれません。その意味では商品やサービスは自ずとプロではなく一般の方々を対象に、より負担が少なく、わかり易くなる必要があるのだと思います。

だとすると、当社の目玉商品のスーパーライト700は、従来の足場管よりも25%軽いので一般の方にも扱い易く、見かけも美しく意匠性に優れていますので、販売/商品開発の両面で様々なチャンスがあると考えています。

既にスーパーライト700に適応する金具も充実していますので、様々な形でDIYに活用する事が可能です。

ご参考までに今回は、様々な作品集が掲載させている株式会社ジョイント工業様のHPを紹介させて頂きますので、ご家庭でのDIYへのチャレンジや新たな商品開発のヒントにして頂ければ幸いです。

 参考資料:株式会社ジョイント工業HP(単管ビス止めジョイントかん太_オンラインショップ)

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