2023.03.15

”スーパーライト700”はドコで売れてる？！販売先毎のシェアについて。

軽量単管パイプは従来の単管パイプと比較しておよそ25%軽量で、軽仮設を扱う建築･建設の現場をはじめさまざまなシーンで安全/安心/健康に作業を行える環境づくりと、主に軽量化によって生じるコスト削減による収益確保を両立させる取組みに貢献できる画期的な製品です。

しかし、"軽量単管パイプに切り替えたい"と考えていらっしゃる軽仮設業界のプロの方々の中にも、「軽量単管パイプはDIY向けでよく聞くので、実際に建築･建設現場での軽仮設資材としてどこ迄採用されているの？」と不安に思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか？

そこで今回は当社の単管パイプ販売実績を基に、それぞれの業界で軽量単管パイプ"スーパーライト700"が活用されている割合をご紹介させて頂ければと思います。

スーパーライト700とは？

”スーパーライト700とはハイテン鋼材を使用した、軽く/強く/環境に優しい私たち大和鋼管独自の超軽量足場用鋼管/単管パイプの製品名で、”SL700 ”とも表記され広く認知されている”ハイテンパイプ”です。

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軽量化を実現した”スーパーライト700”を使用する事で、運賃や燃費の削減によるコストダウンや作業負荷の軽減等の様々なメリットが期待できます。

私たちの軽量単管パイプである”スーパーライト700”について詳しく製品の詳細を知りたい方は以下のリンクから製品紹介ページをご確認下さい。

大和鋼管工業株式会社HP：スーパーライト700製品詳細

当社の販売実績に於けるスーパーライト700の割合は？

当社の単管パイプの販売実績は、長さにして、1年あたりおよそ12,000kmです。そのうち軽量単管パイプである”スーパーライト700”はおよそ8,000kmの販売実績で全体の約2/3を占めており、つまり軽量化された1.8mmの単管パイプの方がシェアが従来の単管パイプの約2倍多くなっています。

当社の販売実績に於けるスーパーライト700の割合

[JP]年間販売量の円グラフ-1

当社の”スーパーライト700”は、1996年の販売開始以来の販売トン数が46万トン、本数では8,300万本の実績を誇り、長さでは22万kmでこれは地球を5周半する距離に相当します。

業界毎のスーパーライト700の割合は？

当社の単管パイプの販売実績を"ホームセンター"と"仮設リース業者"と"仮設資材販売店"とそれ以外に分けて、業界毎の販売割合をご紹介します。

ホームセンター

[JP]ホームセンター販売量の円グラフ-1

ホームセンター向けに於ける”スーパーライト700”の割合は他業界と比べて最も多く、およそ8割が”スーパーライト700”であるという結果になりました。

ホームセンターで単管パイプを購入されるお客さまには、DIY用途に使用する一般のお客さま、建築現場で軽仮設資材を使って作業をされるプロの方々、農業資材として使用する農家さま等、実に様々なお客さまがいらっしゃいますが、”スーパーライト700”はそれらの多くのシーンで活躍しています。

当社製品に限らず、ホームセンターのプロ向けの店舗でも一部従来の単管パイプの取扱があるものの、殆どは軽量単管パイプを扱う店舗が多いかと思います。

仮設リース

[JP]仮設リース業者販売量の円グラフ-1

仮設リース業者向けに於ける”スーパーライト700”の割合はおよそ74%で、建築業界で軽仮設資材を使って活躍されるプロの方々にも、”スーパーライト700”は広く愛用されています。

足元では燃料/資材高騰を背景に、長らく従来の単管パイプが使用されてきた関東地区の業者様も、”スーパーライト700”を採用してくださっているケースが増えています。

仮設販売店

[JP]仮設資材販売店販売量の円グラフ-1

仮設資材販売店向けに於ける”スーパーライト700”の割合はおよそ56%です。半分以上は”スーパーライト700”となっているものの、この業界では比較的安価な輸入材があることや、仮設資材販売店より購入する型枠業者さま等に、"たわみ"を重視する”バタ丸”の用途として、従来の単管パイプのニーズが一定数以上あることが理由だと推測されます。