2022.07.27

メッキパイプの切断もおまかせ!!当社の切断サービスの紹介とプレスカット製品の特徴について。

メッキパイプを仕入れる場合、求める外径・肉厚のメッキパイプを、必要な長さと本数だけ仕入れることが理想です。

メッキパイプは定尺サイズから必要な長さへ切断する為に、切断の機械に加えて面取り/バリ取りを行う機械が必要になります。さらに、メッキパイプに関しては、表面の光沢や傷の有無等の外観が重要視されるケースが多く、表面を傷つけないように注意しなければなりません。

今回は私たちのパイプをご購入いただいた際に行っている切断加工サービスの内容と、切断方法として採用している”プレスカット”についてご紹介させていただきます。

 

切断加工サービスの概要

 私たちはメッキパイプ専門の鋼管メーカーですが、仕入れ業者さま向けにご購入いただいた製品に対しての切断加工を行い、必要な長さでメッキパイプを提供させていただくサービスも行なっています。尚、お客さま自身がパイプを持ち込んでの切断加工だけのサービスは行なっていませんので、予めご了承いただければ幸いです。

そして、各サイズで1束以上で小ロットの加工要望はチップソー等の切断機で切断を行いますが、およそ1,000本以上の大ロットの加工要望の場合は”プレスカット”の機械を用いて切断加工を行なっています。

私たちの"プレスカット"の機械では、原管の外径が19.1mm~31.8mm迄のサイズは最短で長さ1.0M〜、外径が38.1mm~76.3mmのサイズは最短で長さ0.5M〜の長さの製品へ切断が可能です。

以下に"プレスカット"について詳しく説明いたします。

単管パイプの切断はプレスカットが相性抜群

プレスカット”とは刃物使って機械的に対象物をせん断する切断方法で、その対象物に刃物を”押し付けて”切る、つまり英語で”プレス”して切ることからそう呼ばれています。

図:パイプのプレスカットイメージ

[All][Blog]プレスカット2022.07.25.

鋼管を切断する際にバリの発生を抑えるために"旋盤"を使用する業者さまもいらっしゃいますが、メッキパイプを回転させた場合、表面が傷つく場合があります。しかし”プレスカット”の場合は切断の際にメッキパイプを回転させる必要がない為、表面が傷付くことはありません。

また回転刃を使用し切断場合に私たちが得意としているハイテンの分野では、鋼種が硬くなればなる程切断スピードが落ちてしまいますが、”プレスカット”は鋼種による切断スピード低下の影響が比較的に少なく、安定した速度で切断を行うことが可能です。

面取り

また私たちは”プレスカット”を行った後に最終製品には原則3面での面取りを行っています。3面の面取りを行うことで、裂傷等の発生につながりかねない有害なバリを完全に無くすだけでなく、寸法の精度を高めています。

※外径が25.4mm以下の小径パイプ及び肉厚が1.2mm以下のメッキパイプに関しては、3面の面取りができないため、有害なバリの除去のみとなります。

図:3面 面取りイメージ

[All][Blog]3面面取り2022.07.25

ロットでチップソー等の切断機で切断を行った場合にも、シッカリと有害なバリが出ないように面取りを行なっていますのでご安心いただければと思います。

まとめ

今回は私たちが仕入れ業者さま向けに行っているメッキパイプの切断加工のサービスと、大口案件向けに採用している”レスカット”についてご紹介させていただきました。

大口案件で特殊なサイズのパイプが大量に必要になった際や、人手不足や急な発注でお客さまでの対応が難しかったり、お客さまの持っていらっしゃる設備がメッキパイプの切断に適さなかった場合は、是非当社の切断加工サービスをご活用いただければ幸いです。

私たちのメッキパイプについて「切断加工込みで見積が欲しい」というお客さまがいらしゃいましたら、以下のフォームよりお気軽にお問合せ下さい。※最低ロットのご案内や仕様の確認等、担当者から連絡いたします。

メッキパイプのご相談はこちら︎

また、「現在使用している他社のメッキパイプと切断仕様を比較したい」というお客さまがいらっしゃいましたら、サンプルをお送りすることも可能です。

さらに、お客さまの近隣でメッキパイプの切断加工が可能な業者さまをご紹介することもできますので、気軽に以下のフォームよりお問合わせください。

新規CTA

一般のお客さまが自身で切断する場合については、コストを抑えるコツを以前ブログでご紹介していますので、ご興味のある方は、以下のリンクよりご確認下さい。

 リンク:単管パイプを安く短く?!切断にまつわるエキストラについて。

今後ともメッキパイプの切断についても様々な為になり役に立つ情報を発信して行ければと考えております。引続き宜しくお願い申し上げます。最後まで読んでいただきありがとうございました。


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