2022.03.16

2025年問題はブログで克服?!当社のインバウンドマーケティングに於けるブログの取組みについて。

新型コロナウイルスの感染拡大によって”働き方”や”人とのつながり”が大きく変化し、コミュニケーションもその環境の変化や在り方に適応することが重要だと私たちは考えています。

特にビジネスに於いても、団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となり我が国が超高齢化社会となる2025年問題の影響を受けて、営業販売に携わる人手が不足することやその質が大きく変化する事が懸念されています。

特に製品やサービスを”探す”行為は、インターネットの普及によってネットでの検索が主流になってきており、今までわからないことがあれば担当営業に電話やメールで確認をしていた傾向が、自らネットで製品やサービスを短時間で調べ判断する傾向が強くなっています。つまり営業販売のコミュニケーションの第一歩が、人に聞くのではなく自分で調べるに変わっていく訳です。

そのような変化の中で、知識/ノウハウの継承やお客さまとのコミュニケーションの手段として有効手段の一つになりうるのが”インバウンドマーケティング”です。そこで今回は当社が取組んでいる”インバウンドマーケティング”の中の一つであるブログの取組みについて、ブログ編集メンバーの紹介や作成~配信までの流れ/遣り甲斐などをご紹介します。

インバウンドマーケティングとは?

インバウンドマーケティング(英語:Inbound Marketing)とは、ブログ記事や電子ブック、動画などのお客さまに合わせた役に立ち為になるコンテンツをWebサイトで公開し、検索エンジンの結果ページに上位表示されたり、ソーシャルメディア(SNS)で共有/拡散されるような取組みをすることで、”お客さまに見つけてもらい、当社やその商品/サービスに興味/関心を持ってもらえるように仕掛けるマーケティング手法”のことです。

これはインターネットが広く普及した環境における消費者/購買者の行動様式に合わせて提唱されている概念で、インターネットやスマホが普及した現代では、お客さま自身が”知りたいことは自分で調べられる”ようになり、”自分が欲しいと思わない情報はシャットアウト”するようになっています。その為、企業がデジタルマーケティングを進めるに当たり、この概念はとても有効な考え方と言われています。

インバウンドマーケティングの中の”ブログ”とは?

インバウンドマーケティングの一つの要素である”ブログ”は、テーマに沿って検索エンジンの最適化を行うSEO(Search Engine Optimization)対策と相まって、より多くのお客さまに役に立ち為になる情報を見つけてもらい易くするための取組みです。

以前ご紹介させていただいたとおりメールマガジンは登録者に直接有用な情報を届ける事はできますが、ウェブ上にはデータを残さないので、その有用な情報が検索されて何度も読まれるという事を実現できません。

 ブログ記事:何故にメルマガからブログ??(*_*; 情報発信の進化のポイント。

一方でブログは提供する情報自体はウェブ上に存在するので、メールによって登録者に有用な情報を届けるだけでなく、検索によって登録者以外の方々にも情報提供が可能になり、また掲載情報の部分的な修正や改善の積上げもできるので、とても効率よく情報を提供する側と提供される側を繋げる仕組みになっています。

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この取組みにより現在では多くの当社ブログ記事が、検索エンジンの結果ページで上位表示されるようになり、当初2020年10月の訪問数と比べ2022年2月時点では約10倍にまで訪問数が増え、当社を検索で見つけやすくなりました。

HP_訪問数

ブログ編集メンバーのご紹介

ブログの編集メンバーは当初は編集長=1名、執筆者=2名で取組んでいましたが、より様々な分野の記事をみなさまにお届けすべく、執筆者を5名追加をし、現在は編集長=1名、執筆者=7名をベースに毎週ブログに取組んでいます。

IMG_1707写真:ブログ編集会議風景

ブログの作成〜配信まで

  1. 企画会議:どんなブログを書くのか?お客様や社員の声、市況状況の情報を集め、4週間先までのブログコンテンツ案をやる/やらないに関わらずとことんアイデアを出していきます。この時にテーマ/対象業界など「誰に/何を伝えたいのか?」を必ず明確にし、ブログ記事の構成を作成することを大切にしています。

  2. 取材・写真撮影:ブログの構成が完成したら、私たち自身で記事の内容に応じて取材や動画/写真撮影を行なっています。動画/写真撮影は、スタンドと社用携帯で配布されているiPhoneを活用しています。

  3. 原稿作成:取材や撮影を終えたら、構成をベースに執筆者4名で分担をして原稿を作成します。基本的な漢字/表現/フォーマットは統一感を出す為に、共有ルールを決めています。

  4. 原稿確認/提出/修正:原稿が出来たらブログ編集メンバーでチェックを行います。もし取材をした場合は、必ず取材者の方にもチェックを依頼します。チェックが完了したら編集長へ提出をし、直しがあれば修正⇄提出を繰り返し行います。

  5. 校正・校了:編集長の確認が終了したら誤字/脱字、リンクの誤りなどの最終確認を編集メンバー全員で行います。

  6. 配信:全ての確認作業が終えたら、配信の準備をしお客さまへブログ記事を配信します。

ブログの遣り甲斐は?

ブログを作成/発行している中での一番の遣り甲斐は、自身の苦労や努力や工夫がブログ記事という形で残るということ共に、自ら作成した記事へのフィードバックを社内外の読者から直接的に具体的に貰えることです。

特に私たちは常に「読者はどんな情報を求めているか?」を意識すると共に、如何に”為になるお役立ち”を実現し充実できるか念頭にブログによる情報発信を行っています。

その努力や苦労が実り、ブログ記事を読まれた読者から「今まで知らなかったから勉強になった!」「〇〇について知りたいから調べて記事にしてほしい!」などの感想やリクエストが増えてくると、”為になるお役立ち”が実現できている事を直に感じる事ができ、大きな嬉さを実感できる訳です。

またこのブログ作成の工程自体を通して、普段中々関わることができないお客さまや別部署であまり接点のない社員仲間から様々な経験や苦労、要望や期待を聞ける事は、私たち自身にとってもとても勉強になり、製品やサービスを通して共に”為になるお役立ち”で連携している一体感の様なものも実感できます。

まとめ

今回はインターネットの進歩と共に刻一刻と変化を遂げているデジタルマーケティングの環境下で、当社が特に力を入れている”インバウンドマーケティング”の中でも、特に”ブログ”の取組みについてご紹介させていただきました。

ブログは私たちがより多くの方々へ”為になるお役立ち”の情報を届ける上では、とても有効的かつ効果的な手段だと今迄の経験から実感しています。

一方で、自社のサイトの検索エンジンでの表示順位を上げようにも、そのアルゴリズムが公開されていない場合も多く、また日進月歩で進化を遂げている為、検索エンジン自体の特徴や基準を調査/分析し具体的に対策を打つ等のノウハウが必要になります。

そこで私たちは今後さらにブログ記事を充実させ”為になるお役立ち”を深めていく為にも、より幅広いお客さまの視点で、更に多くの有効な情報を収集し、効率的/効果的に伝えていくべく、読者の皆さまとも連携して行きたいと考えております。

もし「一緒にコラボした記事や動画を作りたい!」や「自社の取組みについて紹介をして欲しい!」等のご要望や、「どうやってブログのネタを探してるの?」や「SEO対策で気をつけていることは何?」等のご質問がございましたら、お気軽に下記のご相談フォームよりご連絡ください。以上、宜しくお願い申し上げます。ありがとうございました。

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