2023年05月08日に、新型コロナウイルス感染症の位置づけが”5類感染症”に移行しました。これによって、今後の感染防止対策は個人や事業者の自主的な判断と取組に委ねられることになりました。
イベントの開催制限も廃止されたことから、今後各地で様々なイベントが盛り上がりを見せることが予想されます。それに伴い、イベント用途の単管パイプが必要になる可能性が高くなりますが、単管パイプには多くの商品がある為、どの製品を選べばいいか分からないという方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、イベント用途として当社の軽量足場管”スーパーライト700”がどのようにお役に立てるか、詳細と実際の活用事例を交えてお伝えします。ぜひご参考にしていただければ幸いです。
軽量足場管”スーパーライト700”とはどんな単管パイプか
軽量足場管”スーパーライト700(SL700)”は、当社製品で売上No.1を誇る単管パイプです。1996年の販売開始以来、順調にシェアを伸ばし続け、現在では仮設足場だけでなく、農業用途やDIYなど多方面でご好評いただいております。
いろいろなイベントや催しにおいても、縁の下の力持ちとして、様々な方面からご活用いただけます。
”スーパーライト700”がイベントでお役に立てる4つの理由
軽量単管パイプ”スーパーライト700”が各種イベントにおいてどのようにお役に立てるのか、4つの観点からご説明します。
①軽量化で負担軽減
”スーパーライト700”の何よりの特徴は”軽さ”であり、従来品に比べて25%の軽量化を実現しています。軽くなった分、持ち運びや取扱いがしやすくなることから、現場で作業する方々の負担も軽減されます。
軽量化の秘訣は鋼管の肉厚にあります。一般的な単管パイプの肉厚は2.4mmですが、”スーパーライト700”は1.8mmの肉厚となっています。
どれくらい重量が変わるのか、4m管を例に考えてみましょう。従来の単管パイプは4mで10.9kgであり、”スーパーライト700”は4mで8.3kgです。1本では2.6kg、3本では7.8kgもの違いがあり、実に2Lのペットボトル4本分もの重量が変わってくる訳です。
コレくらい軽くなると女性や高齢者の方が作業する際にもかなり作業負担を軽減する事ができて、昨今の人手不足の環境を克服する一手にもなり得ます。
②コストパフォーマンスが向上
単管パイプ自体が軽くなるということは、トラックの輸送積載量が増えるということです。4mの単管パイプを重量ベースで計算してみると、10tトラックの場合であれば、従来品なら約900本の積載量であるところ、”スーパーライト700”であれば、約1,200本積み込めることになります。
燃料費の上昇や運転手不足といった諸問題がある中で、”スーパーライト700”であれば輸送するパイプの量を増やせる為、コストパフォーマンス向上に繋がりますし、当然自然環境保護の観点でも効果が見込めます。
③粘り強く、強靭
「いくら軽量化されても、丈夫でなければ困る」とお考えになられたかもしれませんが、その点もご安心いただければと思います。”スーパーライト700”は、従来品よりも引張り強さを40%高めております。
これはただ硬くて丈夫というだけでなく、”伸び”と”粘り強さ”があるということです。加えられた衝撃を吸収するので折れにくく、現場の安全/安心を下支えしてくれる訳です。
④高い安全性
”スーパーライト700”は厚生労働省安全基準をクリアした単管パイプであり、人体へ悪影響を及ぼすような有害物質も含まれておりませんので、安心してお使いいただけます。
この高い安全性は、強度試験や情報の刻印といった厳しい品質管理によって保たれています。詳細については以下の記事で解説しておりますので、ぜひこちらも併せてご覧ください。
ブログ:スーパーライト700の品質管理や如何に?!JIS規格以上の当社独自の取組について。
”スーパーライト700”の活用実績事例
こちらでは、実際に軽量単管パイプ”スーパーライト700”をご活用いただいている事例をご紹介させていただきます。
①誘導や立入制限、三密回避に!”単管バリケード”
”単管バリケード”は、単管パイプを使った防護柵です。工事現場の安全対策だけでなく、イベントの列形成やエリアの区切り、駐車スペース等にもご活用いただいております。
組立てや解体が簡単なうえに、単管パイプの長さによってバリケードのサイズも自由に変えられます。移動もしやすく、強度の基準等もないことから使い勝手がいい為、大勢の人々が密集するイベントの動線確保や立入制限に大活躍しています。
ブログ:単管バリケードで動線確保と密集回避。その説明と活用方法及びスーパーライト700について。
②壁やアートにも!”仮囲い”
工事現場や商業施設、イベント会場等に立てられる”仮囲い”。この巨大な仮設の壁は、裏側で単管パイプが支えています。全周メッキされた”スーパーライト700”は強靭なだけでなく錆にも強いことから、屋外の風雨にも耐え抜きます。
最近では、壁に絵や写真をデザインしたアーティスティックな”仮囲い”も登場しています。安全/安心な”スーパーライト700”で裏を支えて、華やかな”仮囲い”でイベント会場を彩ってみてはいかがでしょうか。
③演奏やショーの舞台に!”仮設ステージ”
イベントの花形であるライブ/コンサートやショーの”仮設ステージ”にも、”スーパーライト700”はオススメです。もともと高所で大勢の人が作業する仮設足場の為に生まれた製品ですから、人が乗ったり、様々な器具を設置したりするステージに向いています。
単管クランプやジョイントを使うことで形やサイズも自由に変えられることから、会場の規模に合わせたサイズのステージ設置が可能です。
例えば、以下の写真は、2004年に宮崎県で開催された第55回全国植樹祭のイベントステージです。当時の天皇皇后両陛下をお迎えして行われたこの記念式典でも、単管パイプを使用した舞台が活用されました。
(画像:鹿児島仮設機械株式会社さま)
まとめ
今回は、軽量単管パイプ”スーパーライト700”の詳細及びイベントでの活用方法についてご紹介しました。
軽くて強靭なこちらの単管パイプは、多方面からイベント運営を支える用途で幅広くご活用いただいております。今後各地で盛り上がっていくであろうイベント開催に向けて、ぜひご検討いただければ幸いです。
”スーパーライト700”についてさらに詳しく知りたい方は、以下のページから製品カタログがダウンロードできますので、お気軽にご活用ください。
また、何かご質問やご要望等がございましたら、以下のページからご遠慮なくお問い合わせください。
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