2022.01.19

業界用語がわからない・・・。当社の用語集の進歩について。

お客さまから「〇〇とは、どういう意味ですか?」というお問合せや新入社員からは「業界用語がわからないから教えて欲しい」という要望が多くあり、これらが切欠となって2021年05月に”メッキ鋼管用語集”をリリースしました。

そして当初は50の用語でスタートをしましたが、この取組みを始めてから約8ヶ月が経ち、現在ではその倍以上の”113”の用語が登録されており、またその数以上に中身の濃さは我ながら結構なレベルだと自負しております。

”メッキ鋼管用語集”をリリースした際のブログ記事に関しましては、以下のリンクよりご確認いただければ幸いです。

 ブログ記事:用語集?!大和鋼管ウェブサイトの新設ページについて。(^_^)v

さて今回は、改めて”メッキ鋼管用語集”とはどんなモノかお伝えすべく、その中でよく皆さまに利用されている用語ベスト5をご紹介させて頂きながら、その進化の具合をご紹介でければと思います。

用語集とは?

我々の用語集は主に鋼管メーカーとして普段から使う言葉や業界用語及び製品/設備等の名称集め、我々目線で調査を行って作成しています。先述どおり既に113以上の用語が登録されていますので、是非現物を下記のリンクからご確認いただければ幸いです。

 リンク:大和鋼管ウェブサイト用語集ページ

使い方はとても簡単で、50音で整理されておりますので、調べたい用語を左の列から探していただくか、左列の1番下にある検索で直接用語を打ち込んでいただく事で、簡単に検索をする事ができます。

用語集 検索

一方でこの情報は我々のコーポレートサイトの掲載されていると同時に、ご存知の様にブログで都度ご紹介させて頂いています。その効果もあって最近ではブログメールを受取っていない方々がGoogle等の検索エンジンで検索を行った際に、此等の用語集のページに辿り着き、閲覧頂いているケースが増えています。

よく利用されている用語ベスト5は?

そこで今回は実際にブログを配信しているお客さま/社員及びネット検索で用語集に辿り着いた一般の方々も含めて、よくご利用いただいている用語ベスト5を集計しましたのでご確認頂ければと思います。

1位 ホットコイル 月間閲覧数:307回

ホットコイル-画像"ホットコイル"とは"熱間圧延鋼板"とも呼ばれ、製鋼工場でつくられたスラブを加熱炉で加熱し、粗圧延機と仕上げ圧延機で帯状に連続で長く圧延をし、それを運搬しやすいようにコイル状に巻き取ったモノを言います。

詳しくはコチラ

2位 ジンクリッチペイント 月間閲覧数:269回

端面塗装ジンクリッチペイントとは、亜鉛の粉末を70%〜95%ほど含む鋼材のサビを防ぐ為の銀色をした塗料です。鋼材の防食塗装以外に、溶融亜鉛メッキ製品の補修にも利用されています。

詳しくはコチラ

3位 スプリングバック 月間閲覧数:154回

[JP][Blog]スプリングバック

スプリングバックとは、鉄パイプ等の鋼材を曲げた時に、曲げた型から外すとある程度復元する現象です。
鋼材を曲げた時に、外側は引張られる力が働き、内側は圧縮される力が働きます。スプリングバックの原因は、ニュートラルラインエリアといわれる中央付近の引張りも圧縮の影響も小さい部分が元の形に戻ろうとする為です。 

詳しくはコチラ

4位 ドブメッキ 月間閲覧数:85回

ドブメッキ_メッキ層ドブメッキとは高温で溶かした亜鉛が入っているメッキ槽の中に鋼材や鋼材できた制作物を浸し、表面に亜鉛皮膜を形成する溶融亜鉛メッキ技術の通称です。鋼材の成形や加工もしくは組立後にメッキを施すので、全体にくまなくメッキを施す事が可能です。

詳しくはコチラ

5位 STK400 月間閲覧数:63回

STK400STK400とは、JIS規格(日本産業規格)で定めるJIS G 3444(一般構造用炭素鋼鋼管)にある種類の記号の一つです。"400"という数値は機械的性質のうち「引張強さが400N/㎟以上」である事を表します。

詳しくはコチラ

ランキング結果の考察

ランキングを見ると、”鉄鋼業界で使われる用語で普段から聞き慣れているモノ”が一番多く閲覧されているように感じました。それは何故なのでしょうか?

当社では”新入社員向けの研修”や”資料の作成”、”ブログ記事の作成”などに用語集を活用しており、社員から「今まで何気なく使っていた言葉だけど、しっかり意味を理解して使っていなかったから改めて勉強になった!」といった声も多くあります。

一方で現在我々のコーポレートサイトの来ていただいている閲覧者の約8割は、ブログメールには未登録の一般の方々になっており、主に検索エンジンで検索をした際に我々のサイトに辿り着いています。

つまり上記の状況を勘案すると、様々な方々がわからない言葉の意味を調べたりする調査や教育の場でこの用語集を活用しているので、結果この様なランキングになったのだと考えられる訳です。

まとめ

用語集を作成を始めて8ヶ月が経ちますが、私自身としても普段からよく聞いてはいるけれど意味を改めて調べてみると知らなかったことも多くあり、とても勉強になっていました。

更に上記の様な現象を踏まえると、業界の方々のみならず一般の方々までを巻き込んで、”為になるお役立ちが”ができている事を感慨深く思う次第ですし、今更ながら情報技術の波及効果のスゴさに感心しきりです。

そこでさらに”教育ツール”や”便利ツール”としてお気軽に当社の用語集をより広く多くの方々にご活用していただけるように、私たちは引続き”メッキ鋼管用語集”を充実させるために日々更新を続けて行きたいと考えております。

リンク:大和鋼管工業株式会社 メッキ鋼管用語集

ですのでもし「この用語を調べて欲しい!」とのご要望がありましたら、是非下記リクエストフォームよりご連絡いただければと思います。私たちの方で速やかにお調べした上でご連絡させていただくと共に、用語集ページに追加登録させていただきます。

また他にも何かご質問やご懸念事項等が御座いましたらご遠慮なくご連絡いただければ幸いです。今後とも我々の”メッキ鋼管用語集”を宜しくお願い申し上げます。ありがとうございました。

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