私たちの”ハイテンパイプ”である”STX (エスティーエックス)”は、2003年の発売開始から進化を遂げ、農業資材を中心に多くの分野に採用される材料になりました。
発売当初は”ハイテンパイプ”がまだ世の中に浸透しておらず、”STX”がお客様に採用される為に、当社で様々な実験を行い認定を取得してきた歴史があります。
今回は、私たちの視点で”STX”の歴史をまとめましたので、ご紹介させていただきます。
STXとは?
参考文献:大和鋼管HP STX
①2003年:“ストロング750”の名称で販売開始
開発当時のカタログ案
②2004年:STXへの名称変更とNETISへの登録
2004年には更なる普及と安定供給を図る為に製品スペックを見
掲載当時の登録画面
残念ながらこの“NETIS”
③2007年:国土交通大臣指定建築材料の認定取得
2007年の国土交通大臣指定建築材料(大臣認定)として認定を取得しました。
建築基準法で規定されているハイテン鋼材はSS540 (
④2017年:“STX780”販売開始
⑤2017年:“STX友の会”発足
"スーパーライト700"をはじめ、STXなどの軽くて強いハイテン鋼管の開発に20年以上にわたり取り組んでき
STX友の会 入会案内
⑥2018年:STX業者様説明会を関東と関西の2会場で開催
STXの強度を実施の目で確認できる機会は少なく、STX業者様説明会に参加していただいたお客様からも好評で、更にSTXを採用していただく業者様が増えました。
⑦2018年:徳島大学と合同でパイプハウスの強度研究を実施
徳島大学と"ハイテン鋼管を主部材とするパイプハウスの強度評価に関する研究
共同研究を行なった事で、特定のサイズのビニールハウスの強度を数値化する事が可能になり、従来材を使った場合のビニールハウスの強度と容易に比較できるようになりました。
⑧2019年:宇都宮大学 峰キャンパスでのSTX強度試験
⑨2022年:宇都宮大学 真岡農場 STXハウス実大強度試験
宇都宮大学の真岡農場に外径31.8mm×肉厚2.0mmの”STX”を用いて、
まとめ
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