2023.08.03

”STX”の更なる普及への新たな取組を協議!!”2022年度STX友の会定時総会・特別講演会”について。

世間では、コミュニティ毎に”〇〇会”、”〇〇の会”といったような組織が数多く存在します。保護者会などが代表的で、その役割は主にコミュニティ内での情報共有やコミュニケーション活発化を狙うものです。

実は、当社が扱うハイテンパイプ”STX”にも、関連した組織があります。

その名も、”STX友の会”です。

この”STX友の会”の定時総会が、先日2023年07月18日に行われましたので、今回のブログでは”2022年度STX友の会定時総会・特別講演会”をレポートし、”STX友の会”の活動についてお伝えいたします。

 

”STX友の会”とは?

”STX友の会”とは、ハイテン鋼管の更なる普及によって、施設園芸の発展/強化を目指している組織です。2017年に発足し、2023年07月末時点では62社の会員が所属しています。

会員は主に、大和鋼管が製造/販売するハイテンパイプ”STX”に関わる取引先の中で、農業資材を中心として”STX”の販売や”STX”を使った製品の製造/販売を行う業者の方々です。

20220209_Blog_STXハウス[東栄産業]

原則として毎年行われる”STX友の会”の定期総会では、総会に集まった会員同士のコミュニケーション促進や、”STX”にまつわる新しい技術やサービスの紹介が積極的に行われています。

”STX友の会へのご参加につきましては、下記のリンク先の資料に詳しい記載がございますので、ご興味がある方は是非ご覧いただければ幸いです。

資料ダウンロードはこちら

イベント当日の様子

2022年度の定時総会は、2023年07月18日(火)の午後にKKRホテル東京で開催されました。

今年の総会では、32社48名の会員さまに現地参加していただき、Zoomでの遠隔参加の会員さまも7名いらっしゃいました。当日は梅雨晴間で最高気温37℃の猛暑日となりましたが、多くの会員さまにご参加いただけたことを大変嬉しく思います。

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実際の定時総会・特別講演会式プログラムは、以下のようになっていました。

  •  定時総会
  •  株式会社農材ドットコムによる特別講演会① 「新しい農材ドットコムについて」
  •  株式会社バイナル/⼤和鋼管⼯業株式会社による特別講演会② 「STXの曲げ加⼯について」
  •  ワークショップ 「ハイテン鋼管を更に普及させる為には?」
  •  懇親会

次からは、それぞれのプログラムを詳しく振り返ります。

定時総会

定時総会では、2022年度の事業報告と収支報告、 監査報告が行われ、その後、2023年度の役員改選と事業計画案報告、収支予算案報告が行われました。

会長/会計/監査員からなる役員は、会則で任期が原則2年と定まっており、今年が改選の年でした。

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新型コロナウイルスの影響を鑑み、2022年度のイベントは定時総会のみとなっていましたが、2023年度については”STXハウス”の現地視察や”STX”の品質/サービスの向上の為の勉強会に加え、会員同士の懇親の場としてゴルフコンペも開催する予定になっています。

特別講演会① 「新しい農材ドットコムについて」

特別講演会①では、株式会社農材ドットコムより創業者の鳴瀬さま、代表者の佐菅さまにご講談いただきました。

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農材ドットコムは、農産物生産時に用いられる資材を中心に、用途や販売店の情報・農業関連記事等を集約した専門サイトです。ユーザーは大規模農業経営体や専業農家が多く、「農業資材」の検索においてGoogleでのSEO順位1位を獲得するなど、農業資材関連の情報に強みを持っていることが特徴です。

農材ドットコムHPリンク:https://www.nouzai.com/

今回の講演では、農材ドットコムのリニューアル方針のご紹介や、協賛プログラムのご提案などについてお話ししていただきました。

特別講演会② 「STXの曲げ加⼯について」

特別講演会②では、株式会社バイナルより専務取締役の添野さまが、当社より企画部の須藤がプレゼンテーションを行いました。

株式会社バイナルは、栃木県小山市に本社を置く、農業資材の加工/販売、および農業用温室の企画/設計/加工/販売施工を行う業者さまです。パイプハウスに使用されるアーチパイプの曲げ加工を行う機械の設計/販売のサービスも提供されています。

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添野さまからは、株式会社バイナルが取扱う加工機の紹介と、加工機が受注となった場合の納期についてお話しいただきました。

当社からは、日本の農業業界における市場データや、現在取り組んでいる”STXハウス”の開発状況などの情報を共有させていただきました。

ワークショップ 「ハイテン鋼管を更に普及させる為には?」

ワークショップの開催は、”STX友の会としても初の試みでした。

ありがたいことに多くの会員さまに参加していただけることとなり、その分時間や状況の調整が難しい挑戦ではありましたが、なるべく多くの会員さまのお声を集められるようにと考え、Googleフォームを活用し事前に一定の項目まで入力していただく形式を採用しました。

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これにより、一般的なワークショップとは少し異なる形態になりましたが、当日は各会員さまの事前入力内容を共有する段階から始められ、進行はスムーズに行うことができました。その後の入力でも、ハイテン鋼管を更に普及させていく為に何が必要なのか、会員さまの真摯なご意見/ご要望をいただくことができたと感じています。

いただいたご意見/ご要望については社内で協議し、会員の皆さまや施設園芸の発展/強化に向けた更なるお役立ちとなれるよう尽力して参ります。

懇親会

懇親会は、立食形式で行われました。洋食/和食/鉄板焼きなどの多様な料理が揃う中、各所で会員の皆さまが和やかにご歓談されている様子が見受けられました。

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立食形式の懇親会は自由度が高く、活動的に各卓を挨拶に回る会員さまもいれば、椅子に腰を落ち着けてじっくり話し合う会員さまもいらっしゃり、このような懇親の場を設けられたことを嬉しく思いました。

お帰りの際には手土産として、栃木県のトマトを使った塩トマトゼリーをお渡しさせていただきました。

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手土産の種類は毎年異なりますが、栃木県の農産物をメインに選定しており、今年の塩トマトゼリーは2021年に高円宮家へ献上されたこともある一品だそうです。また、トマトの花言葉は”感謝”であり、会員の皆さまに謝意を表す意味も持っています。

まとめ

今回の”2022年度STX友の会定時総会・特別講演会”も、会員の皆さまのご協力のおかげで無事に開催できましたことを、心より感謝申し上げます。

より一層の為になるお役立ちを目指し、現在当社内ではワークショップで出たご意見/ご要望や、アンケートの回答に基づき、今後の”STX友の会”のイベント内容や”STX"の最小ロットサイズ条件の見直し等を含むさまざまな検討が始まっています。

”STX”の普及と施設園芸の発展/強化に向けて尽力して参る所存ですので、今後とも”STX友の会”の会員の皆さまや”STX”のユーザーの皆さまにもお力添えをいただければ幸いです。

”STX友の会”についてご興味がありましたら、お気軽に以下のお問い合わせフォームよりご連絡ください。

新規CTA

最後までお読みいただき感謝申し上げます。これからも我々のハイテンパイプ”STX”を活用した為になるお役立ち情報を積極的に発信して参りますので、引続き宜しくお願い申し上げます。ありがとうございました。


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