"メッキパイプ"を使われる方にとっては、折れてしまったり、大きく曲がったりすることのない丈夫なパイプを入手し、可能な限り長い時間活用できる事が経済的に極めて重要です。
私たちはこれまでにブログを通じて、"単管パイプ"や"STX"の強度についての実験結果やグラフ等を紹介してきましたが、数字を見ただけでは本当に丈夫なのかどうかがよく分からない、と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
参考ブログ:単管パイプの強度や如何に?!単管パイプ・ 軽量単管パイプが耐えうる重量の目安について。
スーパーライト700の座屈強度は大丈夫?!単管足場として実大実験の結果と考察について。
ハイテン鋼管の基準強度/許容応力度とは?!メリットを産み出す為に必要な正しい知識。
そこで今回は、当社製の肉厚2.4mmの従来単管パイプ”ポストジンク”と、肉厚1.8mmの軽量単管パイプ"スーパーライト700"の2種類を対象に、身近にある物を使って行った3つの強度比較実験の内容と、その結果及び私たちの考察をご紹介します。
強度実験① 鉄製ハンマーで叩く
先ずはシンプルに3.6kgある鉄製の大ハンマーで、それぞれの単管パイプの中央部分を叩き、その変化の状態を確認し比較してみました。
実験対象: |
直径48.6mmx肉厚2.4mmx長さ4.0mで重量10.9kgの従来単管パイプ "ポストジンク” |
使用物・器具: |
大ハンマー(3.6kg)・ 60x60x2.3x1.0mの角パイプ・ ノギス・ 水糸 |
実験方法: |
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観察点: |
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結果: |
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考察: |
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強度実験② 高所から落とす
次にそれぞれの単管パイプを実際に高所から落下させてみて、その状態の変化を確認し比較してみました。
実験対象: |
直径48.6mmx肉厚2.4mmx長さ4.0mで重量10.9kgの従来単管パイプ "ポストジンク” |
使用物・器具: |
高所作業用作業台(高さ3.35m)・ 60x60x2.3x1.0mの角パイプ・ ノギス・ 水糸 |
実験方法: |
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観察点: |
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結果: |
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考察: |
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強度実験③ パイプの上を車で走行する
最後にそれぞれの単管パイプを実際に乗用車で轢いてみて、その状態の変化を確認・比較してみました。
実験対象: | 直径48.6mmx肉厚2.4mmx長さ4.0mで重量10.9kgの従来単管パイプ "ポストジンク” 直径48.6mmx肉厚1.8mmx長さ4.0mで重量8.32kgの軽量単管パイプ ”スーパーライト700" |
使用物・器具: | 乗用車・(4WD/1,990kg)・ノギス・水糸 |
実験方法: |
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観察点: |
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結果: |
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考察: |
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まとめ
今回は、当社製の従来単管パイプ”ポストジンク”と軽量単管パイプ”スーパーライト700”の2種類を、身近にある物を使って行った3つの強度比較実験の内容と、その結果及び考察をご紹介しました。
この結果・考察を踏まえて、何れの"単管パイプ"も大きな衝撃が加わっても簡単には折れることはなく、極めて丈夫で十分に安心して使用できると共に、それぞれの性能に応じて多少パフォーマンスが異なる事をご理解いただければ幸いです。
また軽量単管パイプは、従来単管パイプと比較して決して"弱い"という事はなく、同等以上の耐久性がある事を今回の実験をとおして実感していただけたのではないでしょうか?
そして今回の実験で使用した軽量単管パイプ"スーパーライト700"は、当社と日本製鉄株式会社が共同開発し、鋼管の特性としては相反する"軽量"且つ"強靭"という二つの要素を見事に両立させた軽量足場用鋼管/単管パイプです。
"スーパーライト700"について詳しく知りたい方は、以下のフォームより無料でカタログをダウンロードできますので、ぜひご活用ください。
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